奮戦記
【04.09.17】プロ野球史上初のスト突入!全税関労働組合で挨拶
プロ野球の近鉄、オリックスの合併問題をめぐって、労働組合・日本プロ野球選手会(古田敦也会長)と日本プロ野球組織(NPB、根来コミッショナー)は今日、団体交渉を東京都内のホテルで開きました。
これには、選手会の古田会長はじめ各球団の選手会長と、12球団の代表者などが出席しました。
選手会側は、(1)合併の1年延期、(2)それが無理な場合、新規参入球団を受け入れ、来季も12球団で運営する、(3)合併した場合、近鉄の選手について移籍の自由を認める、などを要求しました。
私は、これらは当たり前の要求であり、無理のない主張だと思います。
特に焦点になったのは、選手会側が要求した「来季からの新規参入球団の受け入れ」という要求にたいして、経営者側が「日程的に無理」と主張したことです。
選手会は「来季に向けて新規参入への最大限の努力」という点で一致できないか、と迫ったそうですが、「来季に向け」という一言を入れることを経営者側が拒否したそうです。
どうして、「来季に向けて新規参入への最大限の努力」という当たり前の言葉も入れることができないのでしょうか。
名のりを上げている会社もあるのに、経営者側の態度はあまりにもかたくなですね。
その結果、2度にわたった延長交渉でも妥結に至らなかったため、選手会は18、19日のスト突入を決めました。
プロ野球でストが行われるのは70年の歴史上初めてですが、新しい魅力あるプロ野球をつくろうとする選手会の努力を応援します。
全税関労働組合で挨拶をしました
全税関労働組合の第67回定期大会に来賓として招かれ、日本共産党を代表して挨拶をしました。