奮戦記
【04.08.31】大銀行の合併―大きくなっても体質が変わらないかぎり
すでに、UFJホールディングスと三菱東京フィナンシャル・グループが、統合に向けた基本合意書を締結し、2005年10月1日をめどに、両持ち株会社と傘下の銀行、信託銀行、証券会社がいっせいに合併するとしています。
私が、国会に来た頃(1996年)は、都市銀行など大手の銀行は20行近くありました。それが、いまや4大グループから3大グループになろうとしているのです。
銀行が合併し大きくなって、国民にとって何か便利になったことがあったでしょうか。
まったくありません。
支店が減ってますます不便になり、「効率化」の名でリストラが行われ行員が減らされます。
また、統合を契機に「不良債権処理」をできるだけ行おうとするため、中小企業の経営破たんの引き金を引いています。「収益性」一辺倒で、貸し渋り貸しはがしが強まるのです。
大きくするのは、国際競争に勝つためといいます。
しかし、その国際競争というのは、もっぱら企業の合併・買収(M&A)や投機が中心です。
<「しんぶん赤旗」より>
そのため、個人や中小業者向けのサービスがますます後退してしまいます。
金融庁は、このような銀行の統合・再編を促進しています。
金融という公共的な性格をくつがえす、この動きには厳しい批判が必要です。
国対・団会議・退職者を送るつどい
今日は、日本共産党議員団の国会対策会議と議員団総会がひらかれ、2中総を受けて国会でのたたかいをどうすすめていくかについて議論しました。
また、秘書の党支部が主催する退職者を送るつどいが開かれました。
退職者6人(定年退職も含む)、地方機関への転出3人、党本部・他部局への転出が15人という大規模な移動です。参議院選挙後退という結果も受けての移動です。
私の秘書をしてる池田さんも転職して新しい天地で頑張ることになりました。まことに寂しいことです。しかし、それぞれの場で頑張ろうと誓いあいました。