奮戦記
【04.08.22】なぜ、事故機と同型のヘリを離陸させたのか!
米軍は今日、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学に墜落したCH53D輸送ヘリコプターと同型のリコプター6機を、イラク派遣のためという名目で、事故後はじめて米軍普天間飛行場を離陸させました。
墜落事故の原因も、まったく究明されていないのに、こんなやり方は絶対に認めるわけにはいきません。
米軍の言い分は「墜落原因は事故機特有のもの」だというのですが、説得力ある裏付けは何もありません。
<沖縄県警による検証が始まった墜落事故現場=19日、沖縄・宜野湾市、沖縄国際大学(写真は「しんぶん赤旗」より)>
再開直前に通告を受けた関係者はいっせいに反発しています。
事故の翌日(14日)、日本共産党沖縄県委員会は、外務省沖縄事務所、那覇防衛施設局に対して「市街地への米軍ヘリ墜落事件に厳重抗議し安保廃棄・基地の無条件撤去を求める申し入れ」を行いました。
また18日には、党国会議員団の赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員が、外務省、防衛施設庁、内閣府を訪れ、沖縄全県下での米軍機の即時飛行停止、普天間基地の無条件撤去などを求めていました。