奮戦記
【04.06.10】年金改悪法の実施を阻止するには何が必要なのか
自民党と公明党が、6月5日に採決を強行して成立させた年金改悪関連法。これが実施されれば、国民のくらしと日本経済に深刻な影響をおよぼすことは明らかです。
今日は、日本共産党の小池晃政策委員長と穀田恵二国対委員長が記者会見して、この悪法の実施をやめさせるため、参院選後の国会に「国民年金法等の一部を改正する法律を廃止する法律案」を提出することを明らかにしました。
この法案は、「こんどの国会で改悪された部分を廃止する」という一点にしぼったものです。
大事なのは、この悪法の実施を中止するとともに、国民のだれもが納得できる年金制度をきちんとつくることです。
私たちは、国民の「生存権」を保障するという立場から、老後の生活を支えるため、全額を国の負担でまかなう「最低保障年金制度」の実現を提案しています。――その実現のために、全力をあげる決意です。