奮戦記
【04.04.23】保険料未払いの閣僚が、国民には負担増もとめるのか
今日の衆議院厚生労働委員会で、中川経済産業大臣、麻生総務大臣、石破防衛庁長官が国民年金の保険料を支払っていなかったことが明らかになりました。
閣僚が保険料を納めていないのに、国民にだけ負担を求めることは絶対に許されません。
中川経済産業大臣は、記者会見で「国会議員になって、今まで国民年金を払うのを忘れておりました。まったくのミスでごさいました。おわび申し上げたい」と述べたそうです。
しかし、うっかりミスで済まされる問題ではないでしょう。
国民に年金負担増を押しつける法案を、みずからも参加している閣議で決定し国会に提案しているのです。
ほんらいなら、辞職して国民に謝罪すべきではありませんか。
中川大臣は、1983年に勤務先の銀行を退職し、その年に衆議院議員に初当選しましたが、それ以降、国民年金の保険料を支払っていなかったということです。
保険料は過去2年間分しか、さかのぼって支払うことができず、中川大臣は先週、今年度分に加えて、2002年、2003年度の2年分の保険料を収めたというのです。
麻生総務大臣も、まったく同じような「ミス」をしていました。
麻生大臣によると、1996年に当時の経済企画庁長官に就任したのを機に、会社役員を退職しましたが、その際、厚生年金から国民年金に切り替えるのを忘れ、その結果支払い義務のある60歳になるまでの3年10カ月の間、保険料が不払いだったということなのです。
まったくあいた口がふさがりません。
江角マキコさんの問題で、坂口大臣は「社会保険庁は緊張感が足りない」と言ったそうです。
それなら、「緊張感が足りない」小泉内閣はどう責任をとるのでしょうか。
私は、4時過ぎに質問する予定で準備もしていたのに、これで質問の機会をまた失うことになりました。まことに残念です。
埼玉8区の衆議院補選の応援に入りました
夜7時から、衆議院の補欠選挙がおこなわれている埼玉8区の応援に入りました。候補者は、柳下礼子さんです。