奮戦記
【04.03.17】4大銀行の頭取・社長にたいする参考人質疑を実施
今日は、衆議院の財務金融委員会で、4大メガバンク(銀行)の頭取・社長にたいする参考人質疑をおこないました。
参考人として出頭したのは、みずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長、東京三菱銀行の三木繁光頭取、UFJ銀行の寺西正司頭取、三井住友銀行の西川善文頭取です。
私は、全国銀行協会の会長でもある東京三菱銀行の三木頭取に政治献金問題についてききました。
経団連が、政治献金のあっせんを銀行業界に要請したと伝えられているからです。
これにたいして、三木氏は「全銀協としては要請は受けていない」としながら、個々の銀行の自主的判断によるが、自行の献金再開については「情勢を見て考えたい」とのべました。
私は「献金はすべきではない。税金の一部を政党に環流させるものとなる」と批判しました。
変額保険―強権的な取り立てをやめよ!
続いて、私は強権的な取り立てが問題になっている変額保険をとりあげ、銀行の責任を追及しました。
変額保険は、バブル時代に旧三菱銀行などが相続税対策と称して、高齢者に強引な勧誘で押しつけたものです。
その中には、返済能力をはるかに超える過剰融資がありました。この点では銀行に大きな責任があります。
銀行が、まともな話し合いをせず、担保の自宅や不動産を問答無用のやり方で競売にかけるなど、血も涙もないやり方をしています。
私は「自らの責任を棚上げして、国民を路頭に迷わせるようなやり方は、ただちに中止すべきだ」とのべ、話し合いでの解決に徹するよう求めました。
これにたいして、三木氏は「競売のみが解決策とは考えない。話し合いを優先させる」と答えました。
TBS「参議院選で問う!憲法大論争」の収録がおこなわれました
夜、7時からTBSのスタジオに入り、「参議院選で問う!憲法大論争」という番組の収録がありました。憲法9条と自衛隊のイラク派遣、集団的自衛権、国際貢献のあり方などで議論しました。
参加したのは、自民党の桝添要一、民主党の前原誠司、公明党の高木陽介、社民党の阿部知子の各氏、それに私です。
キャスターの小島慶子さんのテキパキとした司会ぶりがきわだちました。
放送は、3月21日(日)深夜1時30分〜2時30分です。ぜひご覧下さい。