奮戦記
【03.01.10】陸上自衛隊よりも航空自衛隊は「安全」といえるか
政府は先月、航空自衛隊の先遣隊を派遣しました。今月には、「空自本隊」が派遣される予定です。
なぜ、「空自」が「陸自」よりも先行したのでしょう。それは「空自は陸自より安全」という理由からだそうです。
しかし「空自」は、はたして「陸自よりも安全」と言えるのしょうか。
空自本隊は、C130輸送機部隊です。そのイラク国内の活動地域は、バグダッド・バスラ・バラド・モスルなどの空港です。
これらの空港は、決して「安全」ではありません。
たとえばバグダッド国際空港では、昨年11月に民間貨物機がミサイルに被弾し、同12月には米軍のC17輸送機も被弾しています。
今年に入って1月8日にも、米軍のC5輸送機がミサイルに被弾し、緊急着陸したばかりです。
しかも空輸する物資は「米英軍向けがほとんど」といわれています。“戦闘地域”での占領軍支援そのものなのです。
ですから「空自は陸自より安全」という口実は、まったく成り立ちません。むしろ、危険でさえあるのです。
ともかく、自衛隊の派兵に私たちは絶対反対です。
日本共産党の幹部会が開かれました
今日は幹部会が開かれ、第23回党大会に提案される議案を検討しました。
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