奮戦記
【03.01.08】えっ! 憲法改悪で「自民・民主の大連立」だって?
驚きましたね〜!
小泉首相が「自民、民主連立政権での憲法改正が現実的課題になってきたな」と言ったというのです。
もちろん、半分冗談でしょう。しかし、自民党も民主党も改憲を主張していますから……。
憲法9条を変えて「戦争しない国」から「戦争できる国」にするという方向が、ひたひたと近づいている。――この寒い季節に、いっそう背筋が寒くなるような話ですね。
これは、昨日の夕方、都内のホテルで開かれたパーティーで、小泉首相と菅氏が鉢合わせして発生した「空中戦」だったということです。
民主党の菅さんは、あいさつで「憲法を自分たちの手で新たにつくるべきだ」と、改憲に積極的な姿勢を打ち出しました。
壇上を降りるところ、小泉首相は「自民と民主で改正できるじゃないか」と声をかけたそうです。
菅氏は「あり得ない」と“連立打診”を断ると、小泉首相は「修正協議すればいい。第一党と第二党がこれでいいとの案で国民合意できる」と言ったそうです。
こんな“冗談”がホンモノになったらと思うと、ほんとうにゾッとします。
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税制「改正」で、財務省から説明を受ける
午前中、来年度の税制「改正」の内容について、説明を受けました。年金を受けている高齢者への課税強化などが盛り込まれています。どこまで、高齢者に負担をかぶせ続けるつもりでしょうか。
金権・腐敗政治追及委員会をひらきました
午後には、イラクへの自衛隊派兵問題で「中日新聞」、政党助成金の問題で「日刊スポーツ」の取材を受けました。また、訪ねてきたテレビ東京の記者とも懇談しました。
夕方には、金権・腐敗政治追及委員会を開きました。私は、その責任者もしています。議員が減ると、1人で何役もこなさなければなりません。けっこう大変なのです。
事務局長は参議院議員の井上哲士さんです。
参加したのは、穀田恵二国対委員長、塩川鉄也衆議院議員、富樫練三参議院議員、宮本岳志参議院議員、小林みえこ参議院議員、関連の秘書・スタッフのみなさんです。
道路公団をめぐる政官業癒着や政党助成金による選挙買収など、さまざまな問題が起こっています。こんどの国会でどのように取り上げていくか、議論しました。
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