奮戦記
【03.12.07】またもや“トカゲの尻尾切り”ですませるのか!
今日のニュースによると、自民党は、公職選挙法違反(買収)の疑いで愛知県警に逮捕された衆院議員の近藤ひろし容疑者を除名処分とする方針を固めたそうです。
正式には、あす8日(月)にも党紀委員会(森山真弓委員長)を開き、処分を決定するというのですが、果たしてこれで責任をとったことになるのでしょうか。
いま、現職議員が自分の公選法違反容疑で逮捕されるという異例の事態で、日本共産党をはじめ野党が、そろって自民党の責任を追及する構えをみせています。
その追及をかわすため、自民党が早めに「事態の収拾」をはかることにしたとも言われています。――これこそ、典型的な“トカゲの尻尾切り”ではありませんか。
鈴木宗男前衆院議員のときも、坂井隆憲前衆院議員のときも同様でした。
さっさと「除名処分」にしておいて、自民党とは関係ないかのように涼しい顔で、野党の追及をかわすだけ。こんなことを、また繰り返そうというのでしょうか。
これでは、比例代表選挙の名簿に登載した自民党の責任、政治的・道義的責任は、いったいどこへ行ってしまうのでしょうか。
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