奮戦記
【03.10.16】国民への約束守らない政党が年金改革できるのか!
いま、当面の年金をどう立て直すかをめぐって論争がくり広げられています。
私たちは、基礎年金への国庫負担をただちに3分の1から2分の1にに引き上げること、雇用を増やして支え手をふやすこと、積立金を活用することなどを主張しています。
国庫負担2分の1への引き上げ財源は、ムダな公共事業を削ること、道路特定財源を一般財源化してその一部を年金財源にあてるなどによって確保できます。
2分の1への引き上げは、法律で2004年度に実施することが書き込まれ、国民にはっきり約束していることです。これには、自民党も公明党も賛成しているのです。
ところがどうでしょう。この約束を、またまたほごにしようとしています。 自民党の小泉さんは、「1年間で2分の1にするかどうか、まだ決めていません」(9日の党首討論)と、言い出す始末です。
公明党は、「2008年度からは2分の1にします」と、4年も先送りしようとしています。
なんと民主党まで、5年かけてやるというのです。
法律にまで書き込んで賛成していながら、これを守れないような政党では、どんな公約やマニフェストを決めても、信用されるはずがありません。
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