奮戦記
【03.09.04】瀬戸市で中小企業家同友会地域政策研究会と懇談
今日は、瀬戸市“焼き物のまちづくり”に情熱を注いでいる中小企業家同友会・地域政策研究会の皆さんと懇談しました。
私は、7年ほど前、このまちで「焼き物のまちの復活」をテーマにシンポジウムをひらき、主催者パネリストとして発言したことがあります。
今日、いっしょに参加したのは、小選挙区愛知7区候補の坂林たくみさん、瀬戸市会議員の三宅のり子さんと水野すみこさんなどです。
この“まちおこし”の推進力になっているのが、愛知中小企業衛同友会の瀬戸・尾張旭の会員でつくっている地域政策研究会です。
愛知中小企業家同友会理事(報道部長)の船越信三さんの案内で、商店街を視察しました。1200年の伝統が息づいています。
グラススタジオ・バルトとい名で、瀬戸で工房を22年やっている李末竜(リーマルリョン)さんを中心に組織しているのが、情報収集発信基地「かわらばん家」です。
「かわらばん家」では、幅50センチメートル3段の展示場を提供して、30人の工芸家の作品が展示されています。じつに個性豊かで、たのしい作品が展示されていました。
この商店街は、40数店舗のなかで町おこしをする前は16店舗のシャッターが閉まっていたそうです。
それが、空き店舗などを利用して、名古屋学院大学の学生が協力して「銀座茶屋」をオープンしたり、「かわらばん屋」がつくられて核になるスペースができ、人の流れがつっくられてきました。
こんどは、古い屋敷を利用して「皆が集まることのできる場をつくりたい」と意気込んでいました。
この屋敷はたいへん古く、持ち主が市に提供したものです。市は、駐車場にするために1200万円をかける計画を立てたそうです。
しかし、町おこしをすすめている李さんたちは、同じおカネをかけるなら、この古い屋敷を改造して、みんなが集まることのできるスペースをつくったらどうか、と提案しました。
来年には、伝統の生きる新しい建物にリニューアルされるでしょう。どんな場が提供されているか、そのときが楽しみです。
やはり最終的には、焼き物を芸術品として売り出すだけでなく、産業として成り立つようにしていくことです。
「研究会」の皆さんは、そのためにさまざまな体験から学び、知恵を絞って研究しています。
私は、皆さんのお話を聞いて、前向きの熱い情熱をつよく感じました。
瀬戸市に移動する途中、グリーンロードを経由。万博にあわせて完成をめざし工事が進められているリニアモーターの路線を、右上に見ながらのドライブです。
この路線は、新しい住宅団地の建設計画があったときのもの。その新住計画がなくなったのに、リニアだけが進んでいるのです。将来は赤字必至だそうです。
これだけのお金があるなら、どうして地場産業の発展のために予算をまわさないのでしょうか。
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名古屋駅前で街頭宣伝をおこないました
午前中は、名古屋市の昭和・天白・緑地区でおこなわれる「地域経済を考えるシンポジウム」の打ち合わせをおこないました。
その後、名古屋駅前で街頭宣伝をおこないました。
参加したのは、急きょ愛知5区の小選挙区候補になった江上ひろゆきさんと、これも突然おこなわれることになった名古屋市中村区の市議補欠選挙(9月19日告示、28日投票)の候補者かわえ明美さんです。
かわえ明美さんは、すでに小選挙区5区の候補者として発表されていたのですが、名古屋市中村区の市議補欠選挙に出ることになりました。
かわって、江上ひろゆきさんが、小選挙区の候補者になったのです。お互いに、全力をあげることを誓い合いました。
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