奮戦記
【03.07.22】野党四党はイラク派兵法案の廃案目指す方針
午前11時過ぎから、民主、自由、共産、社民の野党4党の国会対策委員長会談が開かれました。
穀田国対委員長と児玉国対委員長代理は、日中議連で中国を訪問中ですので、私が代理で出席しました。
<左から私、民主党野田国対委員長、自由党山岡国対委員長、社民党中西国対委員長>
この会談で、参院外交防衛委員会で審議中のイラク派兵法案について、廃案に追い込むことを目指す方針で一致しました。
また、法案成立を阻むため、「あらゆる手段を取る」ことを確認しました。
たとえば、不信任決議案等の提出時期については、委員会の審議状況や与党の対応を見て最終判断することにしています。
与党側は、午前と昼の参院外交防衛委員会理事会で、午後の法案採決を改めて求めましたたが、野党側は拒否しました。
夕方、日本共産党の参議院控え室で議員団会議が開かれ、衆参両院の情勢を報告しあって団結してイラク派兵法を廃案に追い込む方針を確認しました。
この間、参議院外交防衛委員会の理事懇が、断続的にひらかれました。
その後、開かれた参院外交防衛委員会の理事懇談会で、イラク派兵法案を24日に採決することを委員長職権で強行しました。
野党4党は、あくまでも廃案に追い込むことを確認しています。
委員会での採決前に、内閣不信任決議案や閣僚の問責決議案などを提出して、成立を阻止する方針です。24日が与野党攻防の最大のヤマ場となりそうです。
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