奮戦記
【03.07.14】またしても!「政治とカネ」で知事が辞職
またしても、政治とカネで知事が辞職!! いったい、日本の政治はどこまで行けば泥沼から抜け出せるのでしょうか。
埼玉県の土屋義彦知事は、夜中に県庁で緊急に記者会見して辞意を表明しました。
知事自身の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、長女・市川桃子容疑者が東京地検特捜部に逮捕され、県庁知事室や知事公館などが家宅捜索を受けたことで、責任をとったということです。
この事件では、知事の長女・市川桃子容疑者が、資金管理団体の事務担当者・尾崎春美容疑者と共謀し、1998年から5年間、約2億9800万円の収入があったのに、収支報告書にパーティー券収入や献金計約1億1300万円分を記入しなかったものです。
さらに、市川容疑者が経営する会社には多額の借金があり、献金の一部を会社の運転資金に流用していたとみられています。
いつまでたっても、この種の事件はなくなりません。
企業団体から政治献金を受け取って当然という仕組みが続くかぎり、悪の温床はなくならないということでしょう。
少なくとも、国民の税金を使って仕事をする会社からの献金を禁止する法律をただちにつくるべきです。
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