奮戦記
【03.07.11】いったい人の命をどう考えているのか
このところ、イラク派兵法案をめぐる政府の答弁がひどすぎます。
小泉首相は、参院外交防衛・内閣委員会の連合審査会で、イラク特別措置法案にもとづく派遣自衛隊員の武器使用に関連して「野盗や強盗に襲われて殺される可能性はあるかもしれない。(反対に)強盗と戦って相手を殺す場合もないとは言えない」と述べました。
ほんとうに驚きました。はじめは「非戦闘地域」だから危なくない、と答弁していました。と思ったら、「危ないから」武器を持って“自己完結”できる自衛隊でなければならない、と言いはじめました。
そしてついに、「殺したり、殺される場合もあり得る」と言いはじめたのです。
いったい小泉首相は人の命をどう考えているのでしょうか。
武装強盗などに襲われた場合は、武器で殺傷するケースも想定する必要があるという認識を示したというのですが、……。
“ブーツ・オン・ザ・グラウンド”などと言われて、自衛隊を送ることをブッシュ大統領に約束したことがそもそも問題なのです。
米軍の占領地域に自衛隊をおくることは、どこからみても憲法違反です。絶対にやめるべきです。
予算委員会の質問に向けて準備中です
7月18日(金)に予定されている予算委員会の質問を準備中です。
予算委のプログラム詳細については、来週の理事会で決められます。
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