今日は、与党によって３割に引き上げられた医療費の自己負担を２割に戻すための「健康保険法等の一部を改正する法律案」を、野党４党で提出しました。

　日本共産党からは小沢和秋議員とともに私も、提案者に名を連ねています。＜３割負担反対で国会前座り込み行動（昨年６月１３日）＞

　昨年７月に与党の強行採決によって「成立」させられた健康保険法等の改悪によって、一昨日（今年４月１日）からサラリーマンの医療費自己負担割合が２割から３割へと、じつに５０％も引き上げられ、広範な国民の怒りを呼び起こしています。

　これまで、日本共産党をはじめとする野党４党は、「医療費自己負担３割化凍結法案」を提出し、その実現を目指してきました。
＜３割負担引き上げの先頭に立ってきた公明党の坂口力厚生労働大臣＞

　ところが、自民党・公明党などの与党は、野党案の審議を拒否し続けてきました。そして３月２７日、衆議院議院運営委員会で野党が提出した審議せよという動議さえも否決してヤミに葬り去ったのです。

　しかし、これまでも地方議会において、公明党などの妨害を乗り越えて「３割負担凍結を求める決議」が次々と可決されてきました。
　いま、不況とリストラで苦しんでいるサラリーマンにこれ以上の痛みを押しつけることは許されません。＜凍結法案を提出したときの写真（２月１２日）＞

　日本共産党をはじめ野党４党は、３割に引き上げられた医療費の自己負担を２割に戻すよう「健康保険法等の一部を改正する法律案」を、今日付で提出しました。

　私も提案者のひとりとして、早期の成立を目指し全力をあげてがんばります。

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