奮戦記
【02.12.02】個別の相談に応じない「貸しはがしホットライン」って何?
今日は、予算委員会がひらかれ日本共産党からは塩川鉄也議員が質問にたちました。
塩川議員は、銀行による中小企業への金利の引き上げの押しつけと貸しはがしがおこなわれているのは、小泉内閣の不良債権処理加速策があるからだと批判しました。
びっくりしたのは、金融庁の「貸し渋り・貸しはがしホットライン」の実態です。
金融庁のホームページによると、このホットラインで受け付けるのは、電話ではありません。電子メールとFAXだけ。貸しはがしにあって必死の思いで、電話をかけてみたらFAX音の「ピー」なのです。これで何がホットラインでしょうか。
しかも、わざわざ「個別の相談には応じません」と書いてあるのです。ようするに生きるか死ぬかという思いの中小企業の声は、聞きたくないということなのです。
ではどうするのか。「各金融関係団体に相談窓口が設置されていますので、そちらにお問い合わせ下さい」というわけです。被害者に向かって「加害者に相談しなさい」というようなものではありませんか。
竹中金融担当大臣は、「銀行の健全性の確保が目的だから」というのですが、あまりにも借り手に冷酷ではありませんか。
「ムネオハウス」が流行語大賞にノミネート!
年末恒例の「日本新語・流行語大賞」が、明日、自由国民社から発表されます。このなかに、鈴木宗男疑惑の象徴となった「ムネオハウス」がノミネートされているそうです。
私は、授賞式に呼ばれているのですが、さあどうなるでしょうか。
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