奮戦記
【02.11.20】国民の暮らしと営業をまもれと連帯あいさつ
今日は、午前中にふたつの集会であいさつをさせていただきました。
全国商工団体連合会(全商連=民商)が主催した集会は、「大企業減税のために国民に大増税を押しつける小泉「税制改革」を許すな!11・20中央行動」です。
私は、小泉改革と称してやっていることは、経済の再建にとっても国民の暮らしにとっても、まったく逆の方向を向いていると、批判しました。
政府税制調査会(首相の諮問機関)が出した来年度税制「改正」答申は、「減税を先行させる」としていますが、減税は大企業向けだけ。「小泉不況」にあえぐ国民と中小企業には増税ばかりです。「一定期間での税収中立」を実現するとして、消費税増税などいっそうの庶民増税が狙われることが濃厚となっています
私はこう訴えました。
――いまやるべきことは、国民の暮らしと営業をまもることです。3兆円負担増や大増税計画を中止すること、不良債権処理による中小企業を切り捨てをやめること。そのうえで、政策の重点を国民生活応援に切りかえるべきです。それなしに、日本の経済はよくならない。
皆さんと日本共産党が元気になることは、日本経済をよくすることにつながるのです
■国民大運動実行委員会(神奈川)の集会であいさつ
神奈川の国民大運動実行委員会の集会がありました。
関係者が、委員会などで出られないので、ピンチヒッターとして挨拶させていただきました。
「小泉さんが元気になると株が落ちる。竹中さんが元気になるとますます株が落ちる。しかし、志位さんが党首討論で小泉さんを追及するとその時間だけ株が上がった。日本共産党が頑張れば株が上がる」。――私がこんな話をしたら、大いにうけました。
■北朝鮮による日本人拉致問題等についての合同レク
北朝鮮による日本人拉致問題等について、政府からのレクを日本共産党国会議員団として受けました。
政府側から、内閣官房、外務省、警察庁、厚生労働省が出席しました。
いま、政府と与党で、拉致被害者・家族に対する総合的な支援策の検討が行われています。その内容について具体的な説明をもとめると「検討中なのでいえません」と、さっぱり要領を得ない答弁でした。
しかし、帰国及び滞在に要する費用の負担、日本における生活の保障、年金給付についての特例などの経済的支援については、「現行法ではムリなので議員立法で対応しなければならない」という説明がありました。
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●国会図書館の脇のもみじが紅葉しはじめました
全商連の集会のあと、国会図書館の脇を通りましたら美しく紅葉をはじめたもみじがありました。緑と赤のコントラストが何ともいえませんね。
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