奮戦記
【02.08.31】東電のトラブル隠しは絶対に許せない
東京電力のトラブル隠し(データ虚偽記載)には、怒りを抑えることができません。
1980年代後半から90年代前半にかけて、自主点検データを虚偽記載していたというのです。
<頭を下げる東京電力の南直哉社長。左は榎本聡明副社長(29日夜)Yahoo写真ニュースより>
今日の「しんぶん赤旗」によると、この虚偽記載を「東電が指示していたものもある」というのですから、ますます許せません。
東電は、炉心付近の点検をGEインターナショナル社(GEII)に委託していました。この虚偽記載の情報を旧通産省(現経済産業省)に提供していたのは、GEの元社員でした。それは、2000年7月のことだというのです。
では、その情報提供をされていた当時の通産省は、どのように対応したのでしょうか。まともな対処がなされていなかったことは、明らかです。
<東電の原発トラブル隠しで記者会見する平沼赳夫経済産業相(30日午前、経済産業省)。同上>
福島県の佐藤知事が「経済産業省は2年前から知っていたという。今まで何をしていたのか、許せない。国も東電も同じ穴のむじなだ」と述べました。
ほんとうにその通りです。
他の電力会社にも同じようなことがなかったのか。
<ひびが見つかった配管が並ぶ現場を調査する吉井議員(右)。29日、福島第一原発3号機の格納容器内。「赤旗」HPより>
事実関係を第三者の手によって解明し、責任を明らかにすべきです。
そのうえで、しっかりした情報公開と安全な体制を確立しなければなりません。
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わたし、カブレラ地蔵!

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……ということ。わかった?
は〜い!!
