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奮戦記

【02.05.25】疑惑がつぎつぎと明るみに──ムネオマネー

 マスコミの報道などによると、鈴木宗男議員の自宅や事務所の強制捜査後、資金(ムネオマネー)に関する疑惑が次々と浮かび上がっているようです。
13年前に「秘書という仕事にはおいしい、うまい話がたくさんくる」と話していた鈴木氏。民放テレビの画面より

 鈴木議員の関連団体は、摘発された「北海開発研究会」以外にも、5つの政治団体とひとつの資金管理団体(21世紀政策研究会)があります。
 昨年1月30日に解散届けが出されたのは「宗政会」「東京懇話会」「未来産業研究会」「21世紀を考える会」「大阪食品流通研究会」の5団体です。

 これらの団体では、北海道開発研究会名義の口座と同様に、政治資金報告書に記載のない出入金があって、複雑に資金を移動する経理操作が行われていたというのです。
「さようなら〜」となるのかどうか

 この北海道開発研究会の口座からは一度に数百万円が現金で引き出され、鈴木氏の私的な使途に充てられた疑いがあります。

 「東京懇話会」は東京都練馬区の政策秘書、「21世紀を考える会」は渋谷区の女性私設秘書のそれぞれ自宅を事務所として届け、他の4団体は千代田区の鈴木氏の個人事務所にあります。
 3カ所とも23日、東京地検特捜部が家宅捜索しています。この女性秘書は「21世紀を考える会」代表のほか、6団体すべての事務担当者となっていました。

 検察はその立場でしっかりと追及してもらいたいものですが、私たちにとっていちばん肝心の問題は、国会としてどのように真相を解明し責任追及をおこなうか、ということでしょう。
 小泉総理は「すべて幹事長におまかせしている」「出処進退は本人が決めること」などと、あなたまかせの態度をとっています。

 こんな姿勢を続けているなら、こんどは総理自身、みずからの出処進退をお決めになる番ではありませんか。───と言いたくなりますね。

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     今日は、いい天気でしたね

      ───旧古河庭園(都指定・名勝)
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