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奮戦記

【02.05.06】自民党本丸の疑惑、徹底究明を

 自民党の首脳は「疑惑解明と法案審議は別だ」などと勝手なことを言っています。とんでもありません。
 国民の血税を食い物にしておきながら、肝心の疑惑解明を棚上げしたまま、国民に医療費負担を押しつけたり、戦争動員のための有事立法をごり押しするなど、やりたい放題ができると考える方がどうかしています。絶対に許すわけにはいきません。 

 ●鈴木宗男議員は、ムネオハウス工事の不正入札事件で公設第1秘書が逮捕されていますが、一連の「北方支援」事業や公共事業についての議員本人の関与が問われています。

 北海道のある自治体の幹部は「96年頃、市が発注した工事の入札前に鈴木議員から突然電話がかかってきて、大成建設を指名からはずせと言ってきた」と言います。

 また東京に本社がある建設会社の営業幹部は「鈴木議員に何回か公共事業で頼みにいった。この仕事がほしいとお願いしたら、その場で受話器を取って『入れろ』といってくれた。それで入れた」といっています(いずれの証言も「赤旗」5月6日付)。

 国後島の「ムネオハウス」建設をめぐる不正入札事件では、鈴木宗男衆院議員の後援企業「渡辺建設工業」が、故意に入札を不調に終わらせ、業者に有利な随意契約に変更させるシナリオを提案していたことが関係者の話で分かっています。
 このようにして随意契約に持ち込むことで、約1500万円の経費を浮かせ、地元業者の利益を確保していたといいます。

 ●井上前参院議長は「私はやめる必要はまったくなかった」などという迷言をはきながら辞職しました。あの横柄な記者会見、ご覧になりましたか? 本人は、もともと責任などまったく感じていないのです。
 しかし、千葉県鎌ケ谷市のレクリエーション施設建設工事をめぐる競売入札妨害事件で、井上裕前参院議長の政策秘書だった半田好雄容疑者が逮捕されたのに、井上さんが「知らなかった」と言うこと自体不自然です。

 しかもこの半田容疑者は、2000年3月、新東建設の元社長、中村功容疑者に「鎌ケ谷のオヤジが待っているから急いで用意してくれ」と裏金を要求していたことが3日までの中村容疑者の証言で分かっているのです。

 ●加藤紘一前衆院議員の場合も、一心同体の金庫番の秘書との関係が問われています。
 さらに、資金管理団体から本人への私的流用という疑惑も浮上しています。
 まだまだ、実態が解明されておりません。

 ●田中真紀子衆院議員の秘書給与問題については、どうなっているのでしょうか。自分が実質的な経営権を持っている越後交通に給与を入れていたというのですが、いったいどのような処理がなされていたのでしょうか。
 辻元前議員とくらべて、まったくまともな説明がないというのは、いったいどういうわけでしょう。自民党が自浄作用のない党だということがますますはっきりしてきました。

 ●これだけではありません。
 小泉総理自身の口利き疑惑や秘書問題。山崎幹事長の女性問題などほんとうに疑惑ゾロゾロです。


 

●自民党の金権腐敗体質にメスを入れよ!!


 こんなに疑惑が出てくるということは、自民党が金権・腐敗政党であることを何よりもハッキリとしめしています。
 鈴木氏は官房副長官、加藤氏は元自民党幹事長、井上氏は参議院の議長、田中氏は前大臣など、政権の中枢に座っていた人々なのですから。……



  <う〜ん! もう許さないゾ〜

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