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奮戦記

【02.01.12】第41回税研全国集会であいさつ

 日本共産党を代表して、以下のような挨拶をさせていただきました。

 ───税研集会は、毎年、年明け早々に開かれ、その1年の大きなたたかいに弾みを与えてきました。「一年の計は元旦にあり」というが、「一年の計は税研にあり」といわれるほど、大きな成果を上げている。
 ───小泉政権は、どれほど国民の「痛み」をわかっているのだろうか。失業・倒産は過去最高水準。そのうえ、多重債務者、ホームレス、自殺者の急増など、国民にとっては耐え難い事態となっている。そのうち良くなるというが、何の展望もない。
 ───その一方で、札幌の元国税局長の脱税、自民党の加藤元幹事長の金庫番の脱税はなんだ! 国民が怒るのも当たり前ではないか。
 ───いまやるべきことは、最終消費市場・個人消費の拡大だ。ところが、小泉内閣は「構造改革」と称して、リストラ支援、不良債権の早期最終処理をすすめて消費を凍りつかせている。さらに重大なのは、消費税の増税、外形標準課税の導入などを着々と狙っている。
 ───その一方で、大銀行への税金投入、大企業への減税には熱心だ。このようにして供給側ばかり支援しても、需要不足は一掃できない。
 ───21日からは、通常国会も始まる。皆さんと連帯して、いっそう頑張りたい。



 <集会の会場となったホテルから見た谷川
 ───青い水の色が美しい

大垣を抜けると、そこは「雪国」だった
 ───北陸本線、名古屋発「特急しらさぎ」から見た雪景色。大垣〜米原間。

 米原をすぎると、雪は消えてしまいました。今日の石川県は、暖かかった。


観音様も倒産する


 税研全国集会の会場には、JRの加賀温泉駅(石川県・加賀市)を降りてクルマで20分です。駅のすぐ側に、このような慈母観音が見えます。私は、けばけばしくて好きではありませんが、タクシーの運転手さんの話によると……。
 ───「あれは、倒産したんですよ。17〜18年前につくられたものです。おやじさんの代は良かったんだが、息子に代になってから、ばくちに手を出してね。いまは、閉鎖されて入れないんだ。行っても、やくざしかいないよ」。

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 <この街にも、このようなサラ金の無人機械が備え付けられています
 ───多重債務者が増えるはずです。

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