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奮戦記

【01.12.7】臨時国会は、今日で最終日となりました

 9月末から始まった第153臨時国会は、今日で最終日となりました。

朝日に映える銀杏

黄色い路をクルマが走る

閉会中審査などを決めた予算委員会

財務金融委員会

 この国会は、始まる前には「雇用国会」といわれていたのに、9月11日にアメリカで発生した同時多発テロによって、事態は一変しました。
 小泉内閣は、これをきっかけに自衛隊の海外派兵を一気に推進。「報復戦争参戦法」の強行、「PKO法」の改悪(今週のキーワードをご覧下さい)など、憲法を踏みにじる暴挙に出ました。

 これにたいして、野党第一党の民主党は、ずるずるとこの路線にはまり込んで、「いったいどこが野党なのか」と言われるほどの閣外協力ぶり。報復戦争参戦法には、ぎりぎりで反対したものの、その法律の実行(事後承認)に賛成、PKO法の改悪にも賛成……。責任は、きわめて重大です。

 そしてこの間、景気は“つるべ落とし”のように一気に悪くなりました。失業率は、最悪の5・4%、倒産も最悪水準です。今日発表された7〜9月期のGDP(国内総生産)は、マイナス0・5%(年率で名目3・1%、実質2・2%のマイナス)、二期連続マイナス成長となりました。
二期連続マイナス成長を報道する新聞(夕刊)

 小泉総理は、それでも「構造改革」を呪文のようにとなえるだけ。失業が増えると「構造改革がすすんでいるあらわれだ」、青木建設のような大型倒産があっても「構造改革がすすんでいる」というだけです。

 景気がどんどん悪くなり倒産や失業が増え、国民が苦しんでいるのを見て、何の手も打たないばかりか「喜ばしい」と言わんばかりの政府が、いったい、どこの世界にあるでしょうか。ほんとうに腹が立ちます。
 こうなったら、いよいよ日本共産党ががんばらなければなりません。期待に応えて、これからも大いに奮闘したいと思います。

議員団総会で挨拶する志位委員長

左から不破議長、志位委員長、石井副委員長、松本議員団総会長、穀田国対委員長

●国会終了後、17日に開かれることが決まった予算委員会の質問対策のために部屋の打ち合わせをおこない、明日の早朝からの行動にそなえ名古屋に移動しました。
名古屋駅のイルミネーション

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