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奮戦記

【01.11.28】こんどは、なんと“提案者がいない”!?

 今日の財務金融委員会は、午前中に参考人質疑がおこなわれました。(内容はこのページの別項にあります)
 また、午後からは昨日からの質疑が続行されました。

 ところが、午後の質疑が始まってみると、こんどは提案者の代表である相沢議員が答弁席にいないのです。質疑が始まって15分ぐらいしてから、このことが大問題になりました。
 そして、またまた、質疑がストップしてしまったのです。本当に、たるんでいます。

 衆議院で審議される法案には、内閣が提案する「閣法」と議員が提案する「衆法」があります。
 いま、財務金融委員会で質疑の対象になっているのは、与党議員が提案している法案(衆法)です。RCC(整理回収機構)の機能を強化して、銀行をさらに支援しようというものです。
 しかし、委員会の状態は、「昨日は与党議員が3人しかおらず、今日は提案者がいない」というわけですから、与党は“提案しても通すつもりもない”という姿勢だといわなければなりません。こんな法案は、ただちに廃案にしたらどうでしょうか。
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財務金融委員会で、参考人質疑がおこなわれました


意見陳述する椎名弁護士。右は三和銀行の頭取と富士銀行の頭取(全銀協会長)

 RCC法案審議の参考人として、弁護士の椎名麻紗枝さん、富士銀行の山本恵朗頭取、三和銀行の室町鐘緒頭取、獨協大学の高木新二朗教授が出席しました。

 椎名弁護士は、銀行の貸し手責任を告発。バブル時代の提案型の大型フリーローンなどを組ませてどんどん貸し付けた銀行が、強引な取り立てで競売にかけ、ホームレスや自殺に追い込んでいる実態を明らかにしました。この発言にたいし、与党席からも拍手が出たのは、たいへんめずらしい光景でした。


その後、銀行被害者の会の皆さんが記者会見。私も、あいさつしました。

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