奮戦記
【01.11.14】浜岡原発事故調査団の一員として原子炉内に入る(その2)
70気圧以上の圧力と280度の高温の水蒸気を封じ込めていたパイプの破断現場から、すさまじい爆発力が加わったことが伝わってくる。
<破断したパイプが上の方にある(破損部分は切り取られて別の場所に移されていた)>
<すぐそばの計器が破損している>
<破損したパイプ>

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<破損したパイプを見ながら説明を受ける吉井団長(中央)>

この1号機は、原子炉下部からの水漏れ事故も起こしています。その現場に行くためさらに厳重な装備で身を包むことになりました。
<マスクをした調査団>

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<この1時間半で、私があびた放射線は0・03ミリシーベルト>

<ホールボディカウンタ測定結果は「入所」も「退所」も「異常なし」>

●88年に起こった同様の事故の際、「改善した」とされる水漏れ事故のための探知機が、今回まったく作動していなかった。これは、大きな問題として浮上しました。
記者会見では次の点を明らかにしました。
1,事故の究明のため、第三者機関を設置して調査を行うこと。
2、今回のような事故を繰り返さないためにも、全国的な老朽施設の総点検と、施設の耐震性など実証的な実験をおこなうこと。
3,住民への情報の伝達、避難待避体制の確立など。
<記者会見>

その後、地元住民の方や原発反対で住民運動をすすめている方々との懇談会に参加しました。
<約30人の方々が集まった熱心な懇談会>

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