奮戦記
【01.07.31】参院選をふり返って…
日本共産党へのご支援に心から感謝します
私は、東海ブロック選出の衆議院議員として、東海4県で比例・候補者カーでの街頭宣伝を中心に活動しました。ほんとうに、ジリジリと照りつける灼熱の太陽に「焼き殺される」ような感じでした。それでも、公示の日から最終日まで(7月12日〜28日)の街宣回数は、じつに123回に及びました(写真は、田中美智子・元衆議院議員とともに。名古屋で)。
しかし選挙結果は、残念ながら議席を8から5に後退させ、愛知選挙区のさいとう愛子さん、比例区の笠井あきらさんを当選させることができませんでした。まことに無念です。
昼夜をわかたずご奮闘いただいた党員・後援会員のみなさん、ご支援をいただいた支持者の皆さん、ほんとうにありがとうございました。心ら感謝申し上げます。
“小泉旋風”のなかでのたたかい
小泉総理のかかげる“構造改革”というスローガンは、「何かやってくれるかも知れない」という漠然とした国民の「期待感」をあおりました。その流れがあまりにも大きかったため、私たちは、たいへん厳しいたたかいを余儀なくされました。
しかしこの風潮に流されず、冷静に事態を分析し「小泉改革は国民に激痛を与える」という批判をおこなったことは、大いに意義のあることでした。これは、政党間の論戦を大いにリードしたと思います。
街頭で、私の演説を聞いていただいた人から「こんどは日本共産党を支持します」と言われたときは、ほんとうにうれしく思いました。この経験は、今後の国会での論戦にかならず生きると確信します。
“捲土重来”を期して
今後の政局はどうなるでしょうか。「小泉改革」にともなって大不況が進む、それにともなって国民にいっそう耐えがたい痛みがひろがる、自民党内部の矛盾も表面化する。……波乱含みになることは必至です。
小泉内閣は、ある意味で「幻想」のうえにつくられた政権ですから、時間がたてばたつほど、化けの皮がはがれてくるに違いありません。そうなる前に、小泉総理は、解散・総選挙に打って出ることになるでしょう。
参議院選挙では後退しましたが、今度の衆議院選挙では必ず取り戻す決意で、大いに頑張りたいと思います。