アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

その他

2010年05月27日 第174回 通常国会 議院運営委員会 【573】 - 発言

辞任願が提出された厚生労働委員長について議運で発言

 民主党が国会最終盤で、郵政「改革」法案と労働者派遣法改定案という二つの重大法案をごり押しするため、異常運営をくり返し、大きく混乱しています。

 きっかけは、郵政「改革」法案が付託されている衆院総務委員会の異常運営。2010年5月25日に、近藤昭一委員長(民主党)が独断的運営で、放送法改定案の採決を強行。近藤氏は、その反省もなく、26日に自ら呼びかけた理事懇談会での協議をせず、委員長の職権だとして独断で27、28両日の委員会開催を決めるという前代未聞の暴挙に出ました。
 近藤氏には、放送法改定案の採決を強行したため、日本共産党を含む野党4党が26日、委員長解任決議案を提出しました。

 27日の議院運営委員会では佐々木憲昭議員が「(近藤氏の行為は)根本的な誤りであり、撤回して謝罪すべきだ」と強く求めました。
 また、この日、辞任願が提出された厚生労働委員長についても、佐々木議員が議院運営委員会で発言しました。

議事録

○佐々木(憲)委員 先ほどの議運理事会で、野党が発言を求めているにもかかわらず、委員長がその発言を遮って、休憩にしたということに対して、抗議をいたします。
 常任委員長辞任の件でありますが、この重要な時期に、理由がよくわからない、あるいは不透明、こういう指摘がある中で、採決をせず、議長指名という形で委員長を交代させるということは、いかがなものでしょうか。
 十分な話し合いで合意を求めるべきであり、指名を採決によって決める、非常に奇妙な事態が発生しているわけでありまして、こういうやり方はとるべきではないということを申し上げておきたいと思います。

Share (facebook)

このページの先頭にもどる