憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【07.01.21】日本共産党の出番のとき民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2007年1月21日
寒風の吹き荒ぶ議事堂の周辺も、25日に召集される通常国会を前に、安倍内閣の閣僚をめぐるさまざまな疑惑でザワついてきました。安倍晋三首相が自ら任命した人物が次々と辞職したり、大臣が疑惑の渦中にあります。
昨年末には、政府税調会長の本間正明氏がスキャンダルで辞職し、さらに佐田玄一郎行革担当大臣が「政治資金収支報告書」の事務所経費の虚偽記載で辞職しました。
年が明けると、松岡利勝農水大臣の政治資金の記載漏れと口利きの疑惑、伊吹文明文科大臣なども賃料ゼロの衆議院議員会館の「事務所費」として、4000万円もの「経費」を計上していた問題。自民党の中川昭一政調会長も、同様に巨額の「経費」を計上をして問題になっています。
政治家の資格にかかわる重大問題として、国会で解明されなければなりません。
重要なことは、民主党の松本剛明政調会長も、議員会館を資金管理団体の「主たる事務所」にしながら、1886万円もの「事務所費」を計上していました。それを国民の前で自らきちんと解明しない限り、野党として政府・与党を追及していくことはできないでしょう いずれにしても、25日からの国会は、波乱含みの国会になる予感がしてきました。いよいよ、日本共産党の出番です。――私も、全力をあげて頑張ります。