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第562号☆6月29日 平和も暮らしも脅かす安倍内閣の暴走
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2014/6/29 第562号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
みなさん、こんばんは。佐々木憲昭です。
このところ天候が不安定で、局地的に大雨になったり、雹(ひょう)が降ったり、雷が落ちたり…。本当に落ち着かない日々ですね。みなさんは、どのようにお過ごしでしょうか。
安倍内閣が7月1日(火)にも、憲法の解釈を変えて「集団的自衛権」の行使を認める閣議決定をおこなうと報道され、国民のなかに不安が広がっています。自民党と公明党が、このような重大なことを密室協議で決めることは、絶対に認めることはできません。
昨日、公明党は、地方組織の幹部を集めて説明する「県代表懇談会」を党本部で開いたそうですが、「反対や慎重意見が相次いだ」と報道されています。
ツイッターで、こんなつぶやきがありました。――<今日、杉並の日本共産党になんと創価学会員から電話が…宣伝カーがうるさい!って文句言われたのかと思ったら、集団的自衛権容認の問題で怒っているとのこと。座談会をやるくらいの家らしいが、今回は共産党に入れるし、区長選も山崎さんにするとのこと…激動だな>(原田あきら @harada_akira 6月28日)。
すやま初美さん(愛知県の日本共産党県議予定候補 @ojichanno)は、こうつぶやきました。――<今日は何もかもウマくいかない1日。帰りかけたら、事務所のドアが空き「赤旗って買えますか?」と若い女性が。「実家で赤旗とってました。ニュースみてると日本がどうなるか不安になるけど、あかはた読むと頑張ってる人がいると分かるので。なんかホッとするんです」と>。
私も、昨日28日(土)に、東京函館商業高校同窓会総会に出席したとき、安倍内閣に対して「このまま行ったら大変だ。がんばれ」と何人もの方々から、声をかけられました。
「毎日」の世論調査でも、「戦争に巻き込まれる恐れがある」と答えた人は71%にのぼっています。この声をさらに広げ、危険な暴走に歯止めをかけなければなりません。
その一方、安倍内閣は「アベノミクス」と称して国民を欺き、着々と国民負担を増やしています。
最近、閣議決定された今年の「骨太方針」(経済財政運営と改革の基本方針 〜脱デフレ・経済再生〜)には、財界・安倍内閣の政策方針が、露骨に書き込まれています。
閣議決定の前に「方針」を了承したのは、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議でした。財界直結の産業競争力会議が、新たな司令塔として浮かび上がっているのが特徴です。
「骨太方針」内容は、一言で言えば、財界・大企業にための国民大収奪計画です。
ひとつは、黒字の大企業に対して法人実効税率の35.64%から20%台に引き下げようとしていることです。約2.5兆円にのぼる財源を、どこから調達するのでしょうか。消費税10%への庶民増税、中小企業に対する外形標準課税の強化、社会保障のいっそうの削減などを狙っています。
ふたつは、国民の貴重な財産である290兆円にのぼる年金基金を、株価操作に利用しようとしていることです。基金の一定比率を株で運用していますが、それを増やすことがねらわれています。
さらに、財界の意思を政府・行政に、強引に押し付けるトップダウンの仕組み作りです。たとえば、国家戦略特区諮問会議の設置がその典型です。特区諮問会議の方針を所管省庁の意向を無視して押し切る仕掛けが組み込まれています。
平和も暮らしも脅かす安倍内閣の暴走に歯止めをかけるため、力をあわせようではありませんか。
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