メールマガジンバックナンバー
第240号☆12月8日 今週も大忙しで、配信が1日遅れました
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2007/12/8 第240号
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◇◆今週の憲昭さん◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
さて、国会議事堂のまわりは、冷たい風が吹き、イチョウの葉がハラハラと舞い、歩道に黄色い絨毯を敷いたような風景となりました。
議事堂に向かうバスの中で、沖縄出身の赤嶺政賢議員が言いました。「沖縄の人が憧れるのは紅葉と雪なんです。沖縄に紅葉はありませんから」と。私は、北海道で生まれ育ちましたので、それを聞いてなるほどと思いました。……そう言えば、私が学んだ小樽商科大学の同級生に、沖縄出身のMさんがいました。彼は、大学の応援団長をやるほどの豪気な方で、同じ寮で生活をしていました。ある日のこと、私が寮に戻ろうとすると、寮の窓から外に向かって「おぉ〜雪だ〜雪だ〜、ワ〜!」と大声で叫ぶ声。見ると、彼が子どものようにはしゃいでいたのです。──空から舞い降りてくる雪は確かに幻想的ですね。
赤嶺政賢議員は、議事堂の周りで黄色いイチョウの葉とモミジの紅い葉を収集し「沖縄へのおみやげにする」と話していました。
今週も、忙しい一週間でした。4日(火曜)の財務金融委員会で「振り込め詐欺被害者救済法案」について質問。7日(金曜)には、政治倫理選挙特別委員会で「電子投票法案」について質問しました。その内容については、「奮戦記」をご覧ください。
もうひとつは、政治資金規制についての与野党実務者協議です。これは、12月4日(火曜)に最終的な協議を終え、その「まとめ」を5日(水曜)の与野党国対委員長会談に報告しました。各党が持ち帰って検討し、来週の火曜日(11日)にあらためて与野党国対委員長会談を開くということになりました。
各党が参加する協議というのは、たいへん神経を使いますし、けっこう疲れるものです。この協議は、11月1日から始まりあわせて11回にも及びました。週2〜3回、1回あたり1時間から2時間半にも及びました。政策上でいちばん対立したのは、私と自民党の武部元幹事長です。議論をしていると、武部さんは「佐々木さんとは哲学が違う」とか「どうせ共産党は反対なんでしょう?」と、突き放したような言い方をするので、私は「それでは議論にならないでしょう!」と言いあう場面もしばしばありました。
ところが、実務者協議の最終回の場で武部さんがこう言ったのです。「皆さんご苦労様でした。特に共産党の佐々木さんには、最後まで議論に参加していただき心から感謝しています。立場は違いますが、私たちにとっても大変参考になるご意見をいただきました」と。──こんなことを言うのは、たいへん珍しいことです。
私は「それぞれ政党が違うのだから、一致するところもあるが違いもある。それを明確にすることも大事なことです。勉強になりました」と応じました。
この「合意事項」には、私たちが容認できない「第3者機関の設置」という項目が盛り込まれましたので、これには「不同意」という立場をとりました。
先週、「記事が2本出ていますが、これは「秘書」さんかどなたかとご本人が分業されて作っていらっしゃるのでしょうか?」と質問がありました。
もともと「奮戦記」は、私が皆さんに直接、声を届けるために書いています。
「今週の憲昭さん」は、秘書の目で見た今週の憲昭さんを書くということで始まったものです。そのため、タイトルが「今週の憲昭さん」となっているのですが、いまでは、ほとんど本人が書いています。時々、秘書が書くことがありますが、そのときは「秘書の○○です」と書いています。
たしかに、本人が書いているのに「今週の憲昭さん」というのも変かもしれませんね。研究してみます。
さて、来週には会期末を迎えます。再延長するのか、するとすればどれだけの期間か。年を越すのか、年内で終わるのか。……まったく、想定ができません。国会というところは、一寸先はヤミです。何が起ころうとも、きちんと対応しなければなりません。
忙しすぎたため、メルマガの発信が土曜日になってしまいました。では、また来週。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
● トヨタ過労死裁判──厚労省は、名古屋地裁判決を真摯に受け止め控訴するな
(12月5日付「奮戦記」より)
トヨタ自動車・堤工場に勤務していた内野健一さん(当時30歳)が、2002年2月9日午前4時20分頃、業務引継をしていた残業時間中、上司の横で致死性不整脈を発症して倒れ搬送先の病院で死亡しました。この件について、豊田労働基準監督署長は業務外とした不当な決定をおこないました。遺族(内野博子さん)は、この決定を取り消し労災認定するよう裁判に訴えたたかってきました。
11月30日、名古屋地方裁判所は、労基署の決定を取り消し、内野健一さんの死亡は、業務上であると認める判決を言い渡しました。今日の厚生労働省への要請は、これ以上遺族を苦しめないために、名古屋地方裁判所の判決を真摯に受け止め、控訴しないことを求めたものです。今日の申し入れには、原告の内野さんをはじめ、弁護団、内野さんの労災認定を支援する会、NPO法人愛知健康センター、地元市議などの方々が参加しました。また、井上さとし参議院議員、八田ひろ子元参議院議員も参加しました。
判決では、健一さんの死亡が労災だと判断し、また豊田労基署・署長の決定の誤りを明確にしました。厚労省はこのことを重く受け止めるべきです。絶対に控訴すべきではありません。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【07.12.08】恩師・儀我壮一郎先生の米寿を祝う会に出席しました
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【07.12.07】倫選特で質問――電子投票を国政に広げるのは時期尚早と主張!
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【07.12.06】“分析はより深く、判断はより高く”――工藤晃氏の講演
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【07.12.05】トヨタ過労死裁判──厚労省は、名古屋地裁判決を真摯に受け止め控訴するな
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071205-213152.html
【07.12.04】財金委で振込詐欺被害者救済法案を質疑――不正口座の凍結を迅速に
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【07.12.03】名古屋市学校事務職員組合の皆さんと財務省に要請
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【07.12.02】衆院比例候補・全都道府県で擁立──東海ブロックは6人です
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【07.12.01】東海4県業者後援会交流集会と愛知県業者後援会総会で国政報告
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