メールマガジンバックナンバー
第154号☆4月7日 来週は2回質問が予定されています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
.。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/4/7 第154号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
今日、夕方になって、民主党の代表選挙で小沢一郎氏が選出されたニュースが伝えられました。「剛腕」「壊し屋」と言われる人が民主党代表になって、こからの政局はどうなるでしょうか。
昼には、民主党の国対委員長の渡辺恒三さんが、日本共産党に「退任の挨拶」にきました。「ワンポイント・リリーフだから、これで終わり」と。34日間の勤めだったということです。
この間、テレビ・新聞などマスコミでは、民主党の党首選をめぐって大騒ぎでした。いったい誰が代表になるか、挙党一致ができるか、自民党と対決できるか、等々……。
もとはと言えば、永田議員の偽メール事件で党幹部が総退陣するという事態に追い込まれた民主党自身に原因があるのですが……。この間、永田町では民主党の議員が携帯電話で話をしながら、議事堂の内外を歩き回っている姿が見られました。
数日前のことですが、ある民主党の議員に私が「大変でしょうね」と話しかけたところ、意外な返事が返ってきたのです。「いや、ほとんどシラケてるよ。騒いでいるのは一部の者だけ」と。なるほど、そういう見方もあるのかと思いました。
たしかに昨日の本会議も、それを反映していました。この国会の重大法案である医療制度改悪法案の審議がはじまりました。――法案は、高齢者を中心にいっそうの負担増を押しつけ、患者を病院から事実上追い出すもので、多くの国民やお医者さんが「絶対に許さない」と厳しい批判と運動を展開しています。
本会議場を見渡すと、自民党の空席が目立ちます。ところがなんと、民主党を見ると後ろの幹部の席がガラガラで、ほとんど空席なのです。国民の命を削る重大法案が審議されているのに党内問題で気もそぞろ。……いったい、こんなことでいいのでしょうか。
すでに審議入りしている行革関連法案や医療改悪法案のほか、改憲につながる国民投票法案、教育基本法案、さらに米軍再編や米国産牛肉輸入問題、それに建築基準法改正案、金融商品取引法案などなど……、国の歩みや国民生活に直結する重要法案が、後半国会では目白押しです。
小泉自公内閣は、民主党の足下を見透かすように、審議時間をまともに保障せずこれらの法案を強引に通そうとしています。
私は来週、2回の質問に立つ予定です。ひとつは4月13日木曜日、行革特で政策金融等の集中審議での質問。もうひとつは、12日の水曜日に予想される財務金融委員会で国有財産法についての質問です。――まともな野党の議員として、自公政権ときちんと対決する質問にしなければなりません。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●プリオン専門調査会委員の半数の辞任で見えたこと
(4月4日の「奮戦記」より)
内閣府の食品安全委員会のプリオン専門調査会の専門委員12人のうち半数にあたる6人が、3月末で辞任していたことがわかりました。この専門調査会は、米国産牛肉の輸入再開条件などを審議してきたところです。
辞任したのは、座長代理だった東京医大教授の金子清俊さん、東大名誉教授の山内一也さんなどです。
金子教授は「国民に食品安全委員会の審議について説明する場で、私自身が『米国などからの輸入再開については、国内規制の見直し同様、厳格に評価する』と説明していたのに、米国で特定危険部位の除去などが適正に行われるという前提付きの不十分な審議しかできなかった」と話しています。
これは、なかなか重い話ですね。……半数の委員がそのようなことで辞任したとなると、アメリカに言われるまま、政府が調査会に圧力をかけたことになるでしょう。この調査会は、昨年10月、米国産牛肉について「脳や脊髄などの特定危険部位を除去した生後20か月以下の牛肉であれば」OK、という条件付きで輸入再開に事実上のゴーサインを出していました。
いま、そのことが根本的に問われているのです。――小泉内閣は、このような結論を出すように圧力をかけた責任をどうとるのでしょうか。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2006.04.07】●民主党の代表選挙で小沢一郎氏選出。どうなる政局
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060407-181339.html
【2006.04.06】●憲法改悪のための国民投票法案に反対する請願デモ
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060406-184657.html
【2006.04.05】●消費者団体訴訟制度で“めいきん生協”代表から要請
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060405-153904.html
【2006.04.04】●プリオン専門調査会委員の半数の辞任で見えたこと
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060404-224728.html
【2006.04.03】●基地を返せ、神奈川実行委員会のデモを激励しました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060403-150753.html
【2006.04.02】●静岡・愛知・三重で大増税阻止の街頭宣伝・署名行動
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060402-210656.html
【2006.04.01】●前原代表など民主党幹部総退陣で政局はどう変わるか
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060401-203738.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、4月14日(金)発行予定です。
───────────────────────────────
【憲昭eたより】
▼このメールマガジンは、アドレスを登録していただいた方、佐々木憲昭のホームページにご意見をお寄せいただいた方に配信しています。
▼配信中止・メールアドレスの変更はこちらからお願いします。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/index.html
▼ご意見・ご感想は[ mail@sasaki-kensho.jp ]までお寄せ下さい。
発行:日本共産党衆議院議員 佐々木憲昭事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館730号室
TEL:03-3508-3730 FAX:03-3508-7280
佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━