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メールマガジンバックナンバー

第141号☆1月6日 明日早朝TBSテレビ系「みのもんたのサタデーずばっと」に出演!

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/1/6 第141号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
 いま、国会議事堂のなかは、1月20日に招集される予定の通常国会を前にして、“嵐の前の静けさ”とも言うべき状況です。
 今日、私たちは国会対策委員会を開き、通常国会に向けての論戦と運動をどうすすめるかについて、さまざまな角度から議論しました。小泉首相は、選挙で圧勝したことで慢心し「構造改革」の総仕上げの国会にしたいなどと言っているようです。
 しかし小泉内閣が出来て5年の間、どんな良いことがあったでしょうか。「構造改革」によって、国民が苦しめられただけではなかったでしょうか。大増税・負担増による打撃はもちろん、雇用不安、所得格差の拡大、社会的荒廃などなど……、日本の将来を危うくする政策ばかりが強行されました。これに、正面から対決していく対抗軸を打ち出すことができる政党は、日本共産党です。

 さて、“静けさ”などと言ってられない状況にあるのが、議院運営委員会(議運)と国土交通委員会(国交委員会)です。
 議運では、国会が開かれる前に、どのような入り方をするかをめぐって攻防が繰り広げられます。補正予算と本予算の審議の前に施政方針演説をおこなうか、切り離しておこなうかなどなど……。まぁ、国民から見て「そんなに重要なの?」と思われるかも知れません。しかし、国会では与野党が、お互いにスジを通す「意地の張り合い?」のようなものがあるのです。
 そんななか、国交委員会ではヒューザーの小嶋社長の証人喚問が17日におこなわれます。関連して、自民党の伊藤公介・元国土庁長官を参考人で呼ぶかどうかをめぐっても、厳しいやりとりがおこなわれます。
 議運にも国交委員会にも顔を出して“孤軍奮闘”しているのが、党国対委員長の穀田恵二さんです。彼はいま、助走のない“全力疾走状態”となっています。こういう私も、予算委委員会の理事会が、そろそろ始まりそうです。

 小泉さんは、やりたいことをやって9月には辞めるそうですが、自民党のなかでは「誰が後継者になるか」をめぐって、さまざまな駆け引きがおこなわれています。
 “麻垣康三”って、聞いたことがありますか?――総理の後継者候補と目されている麻生太郎(外務大臣)、谷垣禎一(財務大臣)、福田康夫(元官房長官)、安倍晋三(官房長官)のそれぞれ一字をとって、つけた合成語?だそうです。
 私が、じっさいに論戦をしたことのある相手は、“麻・垣・康”の3人です。麻生さんは、八方破れのデタラメな感じ。谷垣さんは、誠実に応えているようだが自説を通す強引なタイプ。福田さんは、ひょうひょうとしていて、なかなかシッポをつかませない。
 安倍晋三さんは、じつは大臣を一度もやったことがない人です。だから、私と論戦をしたことはありません。それでいて、いきなり総理大臣になるかもしてないなんて、どうなんでしょうね。
 まぁ、誰がやっても決して国民に良い政治が生まれることはないでしょう。――自民党政治そのものを変える努力がなければ、流れは変わらないのです。……そういうわけで、今年も大いに忙しい年になりそうです。(^^);

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●靖国参拝「批判が理解できない」という姿勢こそ問題!
                        (1月5日の「奮戦記」より)

 小泉総理は、年頭の記者会見でこう言いました。――「靖国神社参拝は外交問題にしない方がいい。日本人からの批判は理解できない。まして、外国政府が心の問題にまでけしからんというのは理解できない。一つの問題が自分たちと意見が違うから外交交渉をしないとか、首脳会談を開かないということは理解できない」。
 このように、何度も「理解できない」を“連発”しました。こんな姿勢こそ、アジアの人々からも、多くの日本国民からも「理解されない」ものとなっているのではないでしょうか。
 靖国神社は、町や村にある普通の神社ではありません。――もともと「天皇のために戦死した軍人・軍属だけをまつる神社」なのです。
 ですから、東京大空襲で亡くなった人々は、祀られていません。西郷隆盛も祀られていません。それは、西南戦争で官軍とたたかって没したからです。同じ会津藩士でも、鳥羽伏見の戦いで戦死した白虎隊などの会津藩士は「朝敵」なので祀られておらず、禁門の変(蛤御門の変)で戦死した会津藩士は「朝敵である長州藩と戦って死んだ」から祀られているのです。
 1979年には、東条英機元首相をはじめ14人のA級戦犯が、ひそかに「昭和殉難者」として合祀されていたことが明るみに出て、大問題になりました。
 要するに「御国のため=天皇のため」に死んだかどうか、これが祀られるかどうかの唯一の基準となっているのが、靖国神社なのです。そこには、本人や親族の意向はまったく考慮されていないのです。
 靖国神社は、戦前、侵略戦争遂行の精神的支柱の役割を積極的に果たし、戦後も、この侵略戦争を美化・礼賛しつづけ、軍国主義復活の“旗ふり役”となってきました。その靖国神社を、国の代表である首相が参拝することは、過去の侵略戦争を肯定する立場に日本政府が立つことを、公然と内外に表明することになるのです。
 それは、これまで日本政府がとってきた「村山談話」などの見地とは、まったく相いれない姿勢です。再び「御国のために命を捧げる」ような若者をつくる道に、日本が踏み出すようなことは、絶対に許してはなりません。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2006.01.06】●全信労・同東京地連の「旗びらき」でご挨拶をしました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060106-225510.html
【2006.01.05】●靖国参拝「批判が理解できない」という姿勢こそ問題!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060105-224915.html
【2006.01.04】●新年「党旗びらき」に参加し、たたかう決意を固めました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060104-145132.html
【2006.01.03】●今日は、朝から夜まで原稿書きに没頭していました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060104-005255.html
【2006.01.02】●庶民にばかり痛み押しつける小泉自公政権と対決!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060102-225418.html
【2006.01.01】●今年も全力をつくします!どうぞよろしくお願いします。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051231-212821.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、1月13日(金)発行予定です。

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