メールマガジンバックナンバー
第105号☆7月29日 明日は、岐阜県内をまわります!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・' 2005/7/29 第105号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者のみなさん、こんばんは。秘書の山本です。
この数週間は、憲昭さんが“解散風”の話を中心に書いてきました。永田町の“解散風”は、日ごとに激しさを増すばかりなのですが、今週のメルマガは、少し話題を変えて、とてもうれしかった出来事について書くことにしましょう。
昨日(木曜日)、ギラギラ太陽が照りつける中、参議院会館の前に視覚障害者の団体の方々が、「障害者自立支援法」に反対して座り込みをされていました。そこには、障害者の銀行利用の問題で、何度もお話を伺った方々もいらっしゃっていたので、「行動が終わったら、ぜひ事務所に寄ってくださいね」と伝えて、私は事務所に戻りました。
数時間後、真っ赤に日焼けした視覚障害者の方々が、事務所を訪ねてこられました。
昨年の春、「障害者には銀行がとても使いにくい。とくにATMは、障害者に使いやすいものにしてほしい」という要望を受け、憲昭さんが国会で初めて質問しました。
じつは昨年の5月まで、金融庁は実態調査すらしていなかったのです。憲昭さんの要請で、銀行のATM全体で視覚障害者対応のATMがどれだけあるか、金融庁がはじめて調査しました。
その結果、昨年5月の段階で、たった9.6%しかないことがわかりました。それをもとに憲昭さんが追及したら、全国銀行協会(全銀協)の会長も金融担当大臣も「業界全体でレベルアップしたい」「政府もその取り組みを後押ししていく」と前向きに答弁したのです。そして、約半年後の10月の調査では、全体の13.2%に増加したのです。
視覚障害者の方々からは、「5ヵ月でこんなに増えるなんて、銀行の取り組みを推す、との大臣の発言を引き出したからでしょう。障害者にとって、社会参加の促進は大きな課題です。引き続き追及してほしい」との感想をいただきました。これらの詳しい経過については、以下のページをご覧ください。
憲昭eたより第45号
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back045.html
そして、昨日、視覚障害者の方々が、「銀行の障害者への対応が、徐々に変わってきている」と話されます。「これまで銀行にいっても、対応が冷たかったのに、傍に来て『お手伝いしましょう』と言ってくれるようになった」「断られていた窓口での代筆も、断られなくなった」とおっしゃっていました。それに、「6月21日の郵政民営化特別委員会での質問は、圧巻だった」と喜んでいただきました。
この質問は、「郵便局のATMは100%視覚障害者対応になっているのに、なぜ銀行のATMは障害者対応がすすまないのか」というものでした。麻生総務大臣は「(郵便局が100%対応できるのは)基本的には“公”という意識の問題なんじゃないでしょうか」と答弁し、伊藤金融担当大臣は「進捗の遅れの理由について…各行(銀行)とも取り組みを進めておりますが、コストの問題等の理由により…」と答弁したのです。
詳しくは憲昭eたより第100号をご覧ください。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back100.html
こうやって喜んでいただけると、本当にうれしくなりますね。憲昭さんも、「皆さんの声を国政に生かすというのが、国会議員の仕事。徐々にでも前進していくのをみると、やりがいを感じるなぁ」と、ますますやる気がみなぎってきているようです。
ATMだけでなく、障害者の銀行利用には、まだまだ「不便なこと」がたくさんあります。銀行の利用は、公共料金の振込みにはじまり、お金の入送金などなど、生活するうえでなくてはならないものです。こういう銀行利用ができないと、社会参加の大きな壁となります。障害者の方々にも使いやすいということは、お年寄りにとっても使いやすいということです。誰もが利用しやすい銀行にするため、これからも、引き続き国会で取り上げていきます。
さて、障害者の銀行利用の話をうかがっているときに、視覚障害者の方々が「実は、お札が新しくなってから、千円札・五千円札・一万円札の見分けがつかなくなって、大変困っている」とおっしゃるのです。銀行利用もそうですが、お札を使わないで日常生活を送ることはあり得ないのではないでしょうか。
来週火曜の財務金融委員会で、憲昭さんは、この「お札」の問題を取り上げることにしました。今、その準備に取り組んでいます。だれでも、当たり前の生活ができるように。……これが、私たちの願いです。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●「山崎拓議員は起訴相当」と、検察審査会が議決
(「奮戦記」7月27日付より)
日本歯科医師連盟(日歯連)をめぐる事件で、東京第二検察審査会は、日歯連からの献金3000万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反の罪で告発された自民党の山崎拓前副総裁を不起訴とした東京地検の処分について、「起訴相当」と議決しました。
同様に告発を受けて不起訴となった自見庄三郎元郵政相、木村義雄元厚生労働副大臣、日歯連の内田裕丈元常任理事、自民党の資金管理団体「国民政治協会」(国政協)の会計責任者については、「不起訴不当」と議決しました。
これは大きな出来事です。私は以下の談話を出しました。
――「山崎前副総裁に対する「起訴相当」処分は、審査会の議決としては、もっとも重い議決である。また、審査会の議決書は、国民政治協会を経由した迂回献金そのものを断罪している。山崎前副総裁はもちろんのこと、迂回献金を「なかった」と全面否定した小泉自民党総裁の責任は重大である。
わが党は、橋本元首相らの証人喚問を含め、日歯連事件の真相を全面的に解明するため、直ちに予算委員会を開くことを要求する。――
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2005.07.29】●合同会議―「国民年金と生活保護の関係」で発言
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050729-162539.html
【2005.07.28】●障害者との懇談で使いやすい“お札”と“ATM”の要望
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050728-204241.html
【2005.07.27】●「山崎拓議員は起訴相当」と、検察審査会が議決
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050727-192947.html
【2005.07.26】●タイミングのはずれた小泉首相の「サミット報告」
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050726-162551.html
【2005.07.25】●建設国保組合の育成・強化をもとめる集会で挨拶!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050725-142546.html
【2005.07.24】●解散を「躊躇するようなら小泉的ではない」だって?
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050724-190248.html
【2005.07.23】●松阪市の合併市議選挙で最終盤の応援に入りました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050723-215739.html
◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇
*:,..,:* 「緊急国会報告会」 *:,..,:*
7月30日(土) 14時〜 岐阜市・名鉄新岐阜駅前にて
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、8月5日(金)発行予定です。
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【憲昭eたより】
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