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メールマガジンバックナンバー

第57号☆8月27日 皆さんのお近くにも寄っているのでは

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
◆──−- - -憲 昭 e た よ り- - - -−──◆   2004/8/27 第57号
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◇◆今週の一言◆◇
 
 メルマガ読者のみなさん、こんばんは。秘書の石井です。
 8月ももうすぐ終わりですね。さて、閉会中の国会は何をするのですか、とよく聞かれますが、課題は山積しています。とくに今年は、台風による災害や原発事故、米軍ヘリ墜落事故など、事故・事件が相次いでいます。それだけに敏速な対応が求められているのです。参院の同僚秘書は、夏休みをキャンセルして九州から四国へ…。「フ〜ッ、暑い」を連発しながら、駆け回っています。
         ◇              ◇
 私たち佐々木事務所では、この間、米軍艦の入港問題、三菱自動車問題をはじめ政府レク(あるテーマにもとづいて関係省庁から説明を求めること)を頻繁に行ってきました。その都度思うことは、政府の無為無策ぶりです。
 8月20日、米軍イージス艦カウペンスが静岡県清水港に入港する問題について、外務省から説明を求めました。「入港の目的は?」「清水港に入る前の航路は?」「日本の民間港への寄港状況は?」…等々。憲昭さんが、淡々と説明を求めても外務省担当者は、公式報道の範囲でしか答えません。カウペンスは当初新潟港に入港予定だったのが、急きょ清水港に入りました。その理由が「台風のため」。どこから来てどこに向かうのか――この問いかけに対しても、「わかりません」。
      ◇             ◇
 もちろん、「軍の機密」があるので、米軍は明らかにしないでしょう。が、外務省担当者はいいます。「日米の条約があるから、米軍は明らかにする義務もないし、日本政府も問いただすことはできない」。この条約というのが、米軍ヘリ墜落であらためて見直しを求められている日米地位協定です。カウペンスは、イラク戦争開始の際、攻撃の先陣をになったミサイル巡洋艦です。その軍艦が日本の民間港に、「通告」だけで自由に出入りができるのです。
 それだけではありません。毎年、日本の港に米軍艦が相次いで寄港しています。外務省の説明によると直近の5年間で、のべ99隻。そのうち最も多かった2000年が26隻です。
 (注)海上保安庁の資料では、寄港状況はさらに増えて、01年〜03年の3年間だけでものべ103隻になります。この間の寄港地を紹介すると次のとおりです。
 【小樽、函館、室蘭、八戸、北金ケ沢、大湊、東京、下田、清水、名古屋、四日市、舞鶴、大阪、和歌山下津、姫路、呉、徳山下松、境港、高松、徳島小松島、門司、福岡、博多、大分、別府、長崎、鹿児島】
 
 みなさんのお近くにも寄っているのではありませんか。しかし、日本国内ではそれがマスコミ等で一つひとつ明らかにされていないのが現実です。米軍からの通告も「補給と乗務員の休養などを目的とした通常の入港」とあるだけですから。
 イラク戦争に密接に関わるアメリカの軍艦が、これだけ日本国内に自由に出入りしているにもかかわらず、日米安保条約、地位協定という屈辱的な条約のもとで日本政府がなすすべもないのが実態です。レクで説明を聞きながらあらためて腹立たしさを覚えました。

 三菱自動車問題も同様です。「欠陥車」問題で、愛知県岡崎市の工場が閉鎖され、同工場だけでも従業員1800人が路頭に迷うことになります。しかし、厚生労働省はいまだにその実状さえ把握していません。レクを受けながら、日本の政府はどちらを向いているのかと、憤りました。
 「閉会中で委員会質問がないから…」ではなく、「質問がないからこそ調査や準備が大事」――ベテラン秘書のこんな“檄”を思い浮かべる日々です。

◇◆"憲昭が直筆でつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 【2004.08.26】●2中総=二大政党に対抗する新しい政治の軸をつくろう
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040826-214723.html
 【2004.08.25】●旧橋本派の1億円受領――疑惑は徹底糾明すべきだ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040825-212305.html
 【2004.08.24】●党国対・議員団会議を開き今後の課題を話し合いました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040824-172851.html
 【2004.08.23】●自民党の国民政治協会はマネーロンダリング機関か!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040823-205725.html
 【2004.08.22】●なぜ、事故機と同型のヘリを離陸させたのか!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040822-222805.html
 【2004.08.21】●豊田市の党創立82周年記念集会でお話をしました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040822-001907.html
 【2004.08.20】●全国税労組大会で挨拶、米艦船入港で外務省に抗議
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040820-215530.html

◇◆今週の政治経済キーワード=「日米地位協定」◆◇

 沖縄・宜野湾市での米軍ヘリコプター墜落事件を機に、あらためて日米地位協定の抜本的見直しが求められています。
 日米地位協定とは、1960年、日米安保条約と合わせ日米間で結ばれた条約で、全部で28条からなります。その内容は、大きく3つに分けられます。……
  (続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html )

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  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、9月3日(金)発行予定です。

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