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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 ｅ た よ り ★:・'゜:*:・' 　2004/3/19　第35号
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◇◆今週の一言◆◇

　メルマガ読者の皆さん、こんばんは。

　今週、憲昭さんは、火曜日と水曜日に財務金融委員会で質問に立ちました。火曜日は税関職員の増員と組合差別是正について、水曜日は強権的な取り立てが問題になっている変額保険についてとりあげ、関係者の方々が多数傍聴にいらっしゃいました。この2回の質問の内容は、憲昭さんの奮戦記に詳しくありますので、今回の『憲昭eたより』は、傍聴について書くことにしましょう。

　本会議の傍聴と委員会の傍聴では、少し違いがあります。
　本会議の傍聴は、憲法(第57条)に「両議院の会議は、公開とする」とあることから、どなたでも傍聴できる一般傍聴と、議員紹介傍聴、短時間傍聴の3種類があります。ところが、前回の国会参観でもお書きしましたように、衆議院は警備上の理由により、現在、一般傍聴を中止しています。
　委員会の傍聴は、本会議とは違って、議員の紹介を受け、傍聴する委員会の委員長の許可をもらって傍聴します。許可を得るには、傍聴人の氏名と職業を提出しなければなりません。
　本会議の傍聴も委員会の傍聴も、持ち物検査を受けた後、所定の順路を通って傍聴席に入ります。傍聴人はメモ用紙と筆記用具くらいしか持って入ることはできませんので、ロッカーにすべて預け、金属探知機を通ります。携帯電話も持ち込み禁止ですので、ロッカーに預けなければなりません。そして、「所定の順路を通って」と書きましたが、かなり遠回りをして、傍聴席までいくのです。憲昭さんは、「議員を選んだ主権者たる国民が制約を受け、国民から選ばれた議員が制約を受けないというのもおかしな話だよなぁ」とつぶやいていらっしゃいますが…。
　傍聴席にいる間は「異様な服装をしないこと」「帽子、外とう、かさ、つえ、かばん、包物等を着用し携帯しないこと」「議場における言論に対して賛否を表明し、又は拍手をしないこと」などが、「衆議院傍聴規則」で決められています。議員同士が大声でヤジを飛ばしあっていても、傍聴人は、声を出したり、拍手することもできません。ただ、じーっと聴いていなければならないのです。居眠りしていても、衛視さんが肩をたたきに来るくらいです。当然ですが、私たち秘書も、傍聴席にいる間、声を出したり、拍手することはできません。

　このような制約ばかり書くと、「傍聴は面倒」と思われる方ももいらっしゃるのではないでしょうか。でも、やはり現場で質問を聴くのは、ぜんぜん違います。会議録ではわからない答弁者の表情や、周りの議員たちの様子などから、「きかれたくないことを質問されているのだなぁ」という事がわかったり、他党の議員であっても憲昭さんのスルドイ追及に感心している事がわかったり。そして、たとえ無言であったとしても傍聴人がたくさんいるという事が、答弁者側にとっては「下手な答弁はできない」というプレッシャーを与えているように思います。
　みなさんも、ぜひ生の質問を傍聴にいらっしゃいませんか。

　今週も、山本でした。それでは、よい連休をお過ごしください。

◇◆"憲昭が直筆でつづる"今週の「奮戦記」◆◇

　【2004.03.18】●ベトナム国会の副議長と懇談。渋谷ハチ公前で街宣
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040318-215011.html
　【2004.03.17】●４大銀行の頭取・社長にたいする参考人質疑を実施
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040317-173132.html
　【2004.03.16】●財金委で、税関職員の増員と差別是正を求めました
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040316-194247.html
　【2004.03.15】●明日と明後日、財金委で関税・金融等で質問します
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040315-193244.html
　【2004.03.14】●静岡県御前崎の選挙めざす演説会でお話をしました
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040314-235721.html
　【2004.03.13】●民主党も年金改革でついに消費税増税を提案しました
　　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040313-215139.html

◇◆「ここでお会いしましょう！」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

　　『岐阜県郡上市　演説会』
　　　あさって3月21日(日)14：00〜　郡上八幡町総合文化センターにて

　　TBS『参議院選で問う！憲法大論争』に出演
　　　3月21日(日)深夜1時30分〜

◇◆今週の政治経済キーワード＝「参考人招致」◆◇

　国会で委員会の審査や調査のために必要があるときは、参考人の出頭を求め、意見を聴くことができます。参考人として招かれるのは、専門家や学識経験者、利害関係者などです。……
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◎「憲昭ｅたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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◎「憲昭ｅたより」の次号は、3月26日(金)発行予定です。

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