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奮戦記

【13.06.09】国会ひとくち話……議員バッチ(facebookより)

 国会議員の服の襟には、金色の議員バッチが光っています。議員を辞職すると「バッチを外す」、当選したら「バッチをつける」と言われるほど、国会議員のポストを表すような特別な扱いを受けています。しかし、実は単なる「国会の通行証」です。これをつけていないと議場に入れません。

 最近になって、バッチとは別に身分証明書を兼ねた「通行証」(ICカード)が発行されるようになりました。バッチがなくても、これで議事堂や議員会館に入ることはできますが、本会議場ではバッチしか通用しません。以前、福田赳夫首相が、バッジをつけ忘れて衆議院議場に入ろうとしたら衛視に制止され、あわてて辺りにいた当時の森喜朗官房副長官からバッジを借りて入場したこともあったそうです。
 衆議院議員のバッジは、直径2センチの金属製台座に赤紫色のモールを取り付け、その中央に金色の金属製11弁菊花模様を配したデザインとなっています。金属部分は全て金メッキです。これに対して参議院議員のバッジは、金属製台座に紺色のモールを取り付け、その中央に金色の金属製11弁菊花模様を配しています。菊花模様は衆議院のものより一回りほど大きく、金属部分は全て金張りです。

 現職議員が落選し、前議員となった場合、申請によって前議員記章(前議員バッジ)を交付されます。前議員バッジをつけると、本会議の前議員席または公衆席に限り入場でき、各委員会にも自由に入場できます。前衆院議員バッチはモール部分が黄色、前参院議員の場合は緑色のバッジです。

  菖蒲には不思議な魅力がありますね
佐々木憲昭twitterより

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