奮戦記
【12.05.06】全原発停止---再稼働許さず原発ゼロをめざすたたかいを
北海道電力泊原発3号機(泊村)が昨夜、定期検査のため運転を停止し、国内にある50基のすべての原発が止まりました。
国内の全原発が止まるのは、1970年4月に東海原発と同社の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)の2基が同時に停止して以来42年ぶりのことです。
「再稼働を許すな」「原発ゼロ」を求める世論と運動の反映であり、大きな成果です。
この背景には、東京電力福島第1原発事故による国民の原発に対する不安、政府や電力会社などへの不信の高まりがあります。
政府は、財界の圧力に屈し電力会社の報告をうのみにした「電力不足」を口実に、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を急いでいます。
福島第1原発の事故原因の究明も終わっておらず、政府が導入したストレステスト(耐性試験)は欠陥が明らかになり、事故が起きた時の住民避難計画は整備されておらず、まともな規制機関もないなど、重大な問題が次々と明らかになっています。
「原発ゼロ」の日本をめざして、全力をあげなければなりません。
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