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奮戦記

【10.12.19】民主党執行部が政倫審にこだわるわけ

   民主党の岡田幹事長や菅総理が、小沢元代表の政倫審出席にこだわっているのはなぜでしょう。

 その本音が、ポロリと漏れていたのは「毎日」(12.19)でした。――「議院証言法(に基づく証人喚問)ではなく政倫審の段階になんとかとどめたい」と。
 もともと、政倫審への出席というのは、たとえ議決しても本人が拒否すれば強制力がありません。非公開で議事録もありません。

   これに「とどめて」おけば、民主党としては傷が浅くてすむということなのでしょう。

 こんな打算から、「出る」「出ない」を争っているように見せているとすれば、まさに「茶番劇」と言われても仕方がありません。
 しかもそのことを、政権浮揚にまで結びつけようとしているとしたら、とてもまじめな対応とは言えません。

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