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奮戦記

【10.07.19】小沢一郎疑惑の“重荷”は取り除かれてはいない

   菅直人総理は、繰り返し「普天間と『政治とカネ』の二つの“重荷”を、鳩山総理自ら辞めることで取り除いていただいた」などと言ってきました。

 しかし、国民の圧倒的多数は、そんな言葉を信じていません。
 たとえば、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が17、18両日に行った合同世論調査で、民主党の小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」問題に関し、82.9%が「小沢氏の政治責任の取り方が不十分だ」と答えました。

   国会においては、証人喚問はもちろん、参考人にも応じておらず、本人が「出る」といっていた政倫審にさえ、小沢一郎氏は一度も出てきたことはありません。

 東京第1検察審査会は、7月15日、「不起訴不当」を議決しました。
 「不起訴不当」が突きつけられた以上、民主党代表でもある菅氏が、疑惑の解明に向けて前向きな立場を示すのが当然ではありませんか。

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