奮戦記
【10.06.16】通常国会が閉会──いよいよ参議院選挙戦に突入
第174通常国会は今日閉会し、6月24日公示、7月11日投開票の参議院選挙にむけて各党・各候補者とも、しのぎを削るたたかいに突入します。
菅総理大臣は、“参議院選挙で信を問いたい”と述べていました。
それなら、一問一答で国民の前で堂々と論戦を行うべきです。
ところが民主党は、いったんは自ら提起していた予算委員会の質疑を、一方的に撤回し予算委員会での論戦を拒否して閉会してしまいました。
新しい総理大臣を選んだもとで、予算委員会の論戦ぬきに国政選挙をおこなうというのは、この20年来無かったことです。
民主党は、普天間基地問題でも、政治とカネの問題でもまともな論戦に耐えられないからでしょう。
そのため、内閣支持率の高いうちに参院選の実施へとかじを切って逃げ切ろうとしたのです。
自民党は今日、衆院に内閣不信任決議案を提出しましたが、本会議で与党と社民党の反対多数で否決されました。
参院にも、総理と荒井聡国家戦略担当大臣の問責決議案、江田五月議長の不信任決議案を提出しましたが、審議されないまま閉会となりました。
通常国会が会期延長なしに150日間で閉じるのは2006年以来4年ぶりのことです。
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