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奮戦記

【09.11.24】日本民主青年同盟の皆さんが働くルールを求める請願

 日本民主青年同盟の静岡県委員会と愛知県委員会の皆さんから、「人間らしく働くルールを求める請願署名」を託され、懇談しました。  

 いま、雇用情勢は悪化の一途をたどっています。静岡県の民青の方々からは、自ら作成した『静岡労働実態黒書』を手渡されました。
 そのなかには、不安定な状態で働いている若者の生の声がたくさん書き込まれています。

   若者の2人に1人は、不安定な非正規雇用で、毎日の生活もままならないワーキングプア(働く貧困層)に追いやられています。そのため、解雇されたらたちまち路頭に迷う若者も少なくありません。
 また、正社員であっても、サービス残業が常態化し、非人間的な長時間・超過密労働がまかりとおり、過労死や「心の病」を引き起こすことも珍しくありません。
 このような事態を改善し、安心して働き続けられるウールをつくるため、以下の対策を求めています。

  (1)全国最低賃金制度を確立し、最低賃金を時給1000円以上に引き上げること。

(2)労働者派遣法に、1)派遣労働を臨時的・一時的な業務に限定、2)登録型派遣の原則禁止、3)製造業への派遣労働の禁止、4)派遣労働者への差別を禁止し正社員との均等待遇の保障をもりこみ、抜本的な改正をおこなうこと。

(3)失業給付期間の大幅延長、給付水準の引き上げなど雇用保険を抜本的に拡充し、失業給付を受けられない失業者への支援策を確立すること。

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