奮戦記
【08.07.30】三重県で「社会保障と消費税」学習会の講師/財金委視察
三重県の社会保障推進協議会と消費税廃止各会連絡会が主催する「社会保障と消費税」についての学習会が開かれ、私が講師を務めました。
先月、福田首相が「決断の時」と発言したことに端を発して、消費税増税についての議論が沸騰しました。
とりわけ、政府・与党税調、日本経団連をはじめとする財界による増税キャンペーンが活発になっています。
しかし、どの世論調査を見ても、たとえ「社会保障のため」という名目であっても「消費税を上げる」ことにたいする国民の抵抗はたいへん大きく、常に反対が賛成を上回っているのが状況です。
これまで、消費税を導入するときも、増税するときも、「社会保障のため」と言われましたが、医療・介護・年金など社会保障は全体として改悪の連続でした。
多くの国民は、これを見抜いているのです。
社会保障の財源は、どこにあるのでしょうか。
第一に、歳出における不要・不急ムダを削ること、第二に、税制面での民主的改革を実現して確保すべきです。
これまで、財界・大企業は、バブル時代のピーク時に比べても倍近い利益を上げているのに、繰り返し行われた法人税の減税、大企業向け政策減税などで、税負担はほとんど増えていない(むしろ減っている)のです。
この行き過ぎた減税を少し元に戻すだけで、4〜5兆円程度の財源は直ちに出てきます。
財源は「使用費税しかない」かのような国民を欺くキャンペーンは、直ちにやめるべきです。
衆議院財務金融委員会で国立印刷局を視察しました
今日午前中、衆議院財務金融委員会のメンバーの一員として、独立行政法人・国立印刷局小田原工場の視察に参加しました。
国会からバスで1時間40分ほどで、小田原工場に着きました。
簡単な説明を受けたあと、1000円、5000円、10000円紙幣を印刷している工場を見学しました。
この工場は、製紙から印刷・裁断、完成までの一貫作業がおこなわれています。
紙幣が、つくられる工程を実際に見るのは初めてで、大変興味深いものがありました。
「2000円札は要望がないので作っていません」という回答もありました。
偽造防止の技術につても、詳しい説明がありました。
写真を撮ることが禁止されているため、ここに載せることが出来ないのが残念です。
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