奮戦記
【08.06.04】革新・愛知の会“講演と音楽の夕べ”でお話しました
昨夜、革新・愛知の会が「手をつなごう、国民が主人公の新しい政治へ」と題した“講演と音楽の夕べ”を、名古屋市で開きました。会場は、1200人を超える参加者で、あふれました。
経済同友会終身幹事の品川正治さんが記念講演をおこない、私もお話ししました。
はじめに、全国革新懇代表世話人の成瀬昇さんが、主催者を代表して挨拶しました。
成瀬さんは、「自公政権は末期症状で、民主も自民と同質。大元から変え、憲法と暮らしを守る革新懇運動の出番」と訴えました。
品川さんは、「このままでいいのか!日本――財界人の直言」と題して講演しました。
品川さんは戦後、復員のとき、憲法九条を読んで感動し仲間と抱き合って泣いたことを紹介しました。
そのうえで「戦争を起こすのも人間、やめるのも人間。これが私の戦後の座標軸だ」と述べました。
また「憲法9条の旗ざおは、絶対にはなさない」「国民生活を守るためには、戦争をしているアメリカと日本は価値観が違うと言い切る時代が来ている」と力説しました。
そのうえで、国民が憲法改悪にノーと言い切れば、日本の政治だけでなくアメリカの世界戦略を変え、政界史が変わると語りました。
私は「参議院選挙後、国民の声が政治を動かす情勢が生まれ、日本共産党の存在感が高まっている」と報告しました。
<ロビーにも参加者があふれモニターテレビで聞きました>
中電・労災裁判で勝利和解(労災認定)した藤田さんと懇談し労をねぎらいました
中部電力の火力センターで働いていた藤田真二さんが、勤務中の過重な労働と上司のパワーハラスメントにより、うつ病を発症し自殺に至った業務上災害事件は、8年6ヵ月が経過しました。
藤田さんの遺族と支援者の皆さんのねばり強いたたかいにより、このほど全面解決しました。
2007年10月31日の名古屋高裁の判決で、労働災害認定が確定されて以降、中部電力と和解交渉を続けた結果、次の内容で合意しました。
(1)中部電力の安全配慮義務違反を認める。
(2)中部電力は、再発防止に努める。
(3)中部電力は、和解金を支払う。
革新懇の“講演と音楽の夕べ”の会場で、妻の藤田睦美さん、過労死労災認定を支援する会の方々とお会いし、全面解決を喜びあい、お互いの労をねぎらいました。
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