奮戦記
【08.05.02】道路特定財源の復活ねらう特措法案の再議決は許さない
ガソリン税などの暫定税率復活を含む歳入・税制関連法案を衆院本会議で再議決を強行した与党は、5月12日以降、道路整備財源特措法案の衆院での再議決を狙っています。
ガソリン税などの使途を、道路整備だけに限定し囲い込むのが道路財源特措法案であり、これこそ、際限のない高速道路建設の“自動装置”なのです。
政府は、その期間を従来の2倍の10年に延長する改定案を今国会に提出し、衆議院は通りましたが、現在は参議院で審議中となっています。
福田総理は2009年度から一般財源化すると表明したのに、この法案は10年間も道路特定財源を続けるというものです。
「来年度から一般財源化」という方針と、今後「十年間にわたり道路特定財源を維持する」改定案とは、根本的に矛盾するものです。
「日経」は、昨日の社説で「このまま再可決するのは好ましくない」といい、「朝日」の社説も「首相はこの法案を断念すべき」だと主張しています。
今日の「朝日」世論調査によると、税収を道路財源に使うための法案を衆議院の3分の2で議決し復活させることに対して、「妥当だ」は28%にすぎず、「妥当ではない」が59%と圧倒的多数です。
また、一般財源化に賛成ですか反対ですかという問いに、反対が22%なのにたいして、賛成が67%もあります。
私たちは、この国民の声に応え、特定財源化法案を許さない立場でたたかいを広げていかなければなりません。
<お知らせ>──明日、5月3日「憲法タウンミーティング in KARIYA」に出席します
明日は、憲法記念日です。私は、日本青年会議所(JC)愛知ブロック協議会の主催でおこなわれる「憲法タウンミーティングin KARIYA」に出席します。──場所は、刈谷市産業振興センター。時間は、午前10時からです。参加無料。
出席する政治家は、自民党の大村秀章衆議院議員と、日本共産党衆議院議員の私、佐々木憲昭の2人です。
お近くの方は、ぜひご参加ください。
──問い合わせは、JC東海地区協議会=電話0572(56)8015へ。
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