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奮戦記

【08.02.24】なぜ、道路だけは「事業費総額」を「計画事項」にしているのか

   90年代につくられた「公共投資基本計画」というのがありました。

 これは、事実上アメリカから押しつけられたもので、当初は430兆円でしたた。

 その後、1995年から10年間で630兆円も公共投資に注ぎ込む計画に膨れあがったのです。
 この計画は、いわば「総論」という位置づけで、「各論」は書かれていませんでした。
 そのため各論として、道路、港湾、空港など個別分野ごとに「公共事業長期計画」=「5カ年計画」がつくられたのです。
 その「5カ年計画」は、16種類ありました。

   道路、住宅、下水道、都市公園、特定交通安全施設、港湾、海岸、空港、治水、急傾斜地崩壊対策、廃棄物処理施設整備、治山、森林整備、漁港整備、沿岸漁場整備、土地改良です。

 現在は、これらの多くが整理・統合され、事業費総額を計画事項とはしていません。
 しかし、道路事業だけは、事業費総額を計画事項としているのです。
 それは、道路特定財源があるからです。
 道路財源を一般財源化すれば、このような異常な事態はなくなるのです。

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