奮戦記
【07.11.21】財金委―額賀財務大臣は08年度の消費税増税を否定せず
昨日、政府税調答申が出されたこともあり、今日の財務金融委員会で「2008年度の消費税増税の断念」を求める質問をしました。
福田首相は、15日の記者会見で「いま、消費税をすぐ上げるとか、なんとかという話にはならない」と言明しています。
また、政府税調が昨日まとめた「答申」では、消費税引き上げについて「今後、政府において適切に判断されることを求めたい」と消費税増税見送りを示唆していました。
私は、首相の発言や答申をとりあげ、消費税増税にたいする額賀氏の見解をただしました。
これにたいして額賀氏は、基礎年金の国庫負担引き上げや国と地方の基礎的財政収支均衡化に向け、「まず、消費税を含めた税制改革をしていかなければならない」と強調。
「政府与党のなかでしっかりと議論をして、税体系を構築する」と述べ、08年度に消費税を増税しないとは答えませんでした。
さらに、証券優遇税制について、答申では昨年度に続いて「廃止」を打ち出しているのに、額賀氏は「市場や経済環境を見ながら判断する」と答弁し、大資産家優遇の姿勢を崩しませんでした。
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