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奮戦記

【07.10.22】防衛庁が「給油量の誤り」を国会答弁前に知りながら隠蔽!

   今日、防衛省が「インド洋で給油活動をしていた海上自衛隊補給艦の給油量訂正と航海日誌廃棄の問題に関する調査報告書」をまとめ、衆議院の議院運営委員会メンバーに示しました。

 それによると、2003年5月に当時の石破茂防衛庁長官が「20万ガロン」という誤った給油量を国会答弁しましたが、それ以前に海上幕僚監部がその数字が間違いであったことを知っていたことが判明しました。

   海自の幹部が誤りに気づいたのは、03年の5月9日でした。実際は「80万ガロン」だったのに、訂正せずそのままにしていたのです。

 ところがそれを隠蔽し、当時の石破防衛庁長官にも福田官房長官にも知らせませんでした。
 そのため、当時、福田官房長官が5月9日の記者会見で、石破防衛庁長官は15日の国会答弁で、それぞれ「20ガロン」という誤った数字を使ったのです。
 しかも、それは「1日の使用量だからイラク戦争に使いようがない」と説明していたのです。その根拠も崩れたわけです。

 いったい、なぜこうなったのか。実態の解明とともに責任の所在を明確にすべきです。

 そのためにも野党側は、守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問も要求しています。これは、審議入りの前提です。

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