奮戦記
【07.09.11】また鴨下環境大臣!自民支部の領収書写しで宛名空欄が5枚も!
また、鴨下一郎環境大臣です。
今日の閣議後の記者会見で、自身が代表を務める自民党東京都第13選挙区支部が、都選挙管理委員会に提出した2003年分の政治資金収支報告書に添付された領収書の写しのなかに、宛名が空欄のものが5枚(計約150万円分)あることを認めました。
本人は、「正しい手続きをしており、付け替えや二重計上ではない」と述べています。
しかし、金額や日付などが手書きで記されているものの、5枚ともあて名が記載されていなかったそうです。
明細欄には、会場費、看板代、花代などの金額が記入され、あて名欄の下線や「〜様」の文字が消えているものもあります。
しかし、宛先を消すような改ざんをして、どこが「正しい手続き」なのでしょうか。
こんな説明では、誰も納得できません。
鴨下環境大臣によると、空欄の領収書は事務担当者が、担当者の名前や「上様」などのあて名で受け取ったため、統一性がないと判断して白く塗りつぶして添付したというのです。
しかしそれが、ほんとうに、白く塗りつぶした理由になのでしょうか。
コピーして塗りつぶす前の、元の領収書そのものを提示しなければ、信用できません。
もしこれが、まったく違う相手に出された領収書で宛先を消して添付したとすれば、きわめて重大な犯罪となります。
都選管が言うように、「事実と異なる内容ならば虚偽記載の可能性もある」のです。
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