奮戦記
【07.04.09】改憲手続法案――衆院通過を目指す政府・与党
自民党の二階俊博国対委員長は、今日、政府・与党連絡会議で、憲法改悪の手続きを定める改憲手続法案について「採決に向けて環境は整った」と述べたそうです。
そのうえで、13日(金曜日)の衆院本会議での通過を目指す考えを示しました。
二階氏は、民主党の修正案提出の動きに関して「与党はすでに民主党との違いがほとんどない修正案を提出している」とけん制したそうです。
自民、公明両党は、12日の衆院憲法調査特別委員会で採決する構えです。
5日におこなわれた特別委員会の中央公聴会では、7人の公述人のうち5人が法案に「反対」「慎重審議」の声をあげました。
日本共産党の笠井亮議員は、改憲手続き法案が「安倍内閣のめざす改憲にとって必要な法制と位置付けられている。『修正』といっても改憲案を通しやすくする仕組みに変わりない」と批判し、徹底審議を求めています。