奮戦記
【05.02.26】対商工ファンド最高裁判決1周年記念集会で挨拶
今日は、都内で開かれた「対商工ファンド最高裁判決1周年記念集会」で挨拶をしました。
昨年2月20日、商工ローン大手ファンド(現SFCG)の貸金業規制法43条みなし弁済の主張をしりぞけ、43条の厳格適用の立場を明らかにしました。
この判決は、多重債務問題が深刻化するなかで、高金利規制の重要性を再確認する意味を持っています。
出資法の上限金利(29.2%)を利息制限法(15〜20%)へ引き下げること、さらに利息制限法の水準をも引き下げることが必要です。
中村福治氏を偲ぶ会で、学生時代の思い出をお話ししました
私の学生時代からの友人で立命館大学教授の中村福治氏が昨年11月20日に、肝臓ガンで亡くなりました。
今日は、アルカディア市ヶ谷で開かれた「中村福治氏を偲ぶ会」に出席しました。
学生時代の仲間や大学の先生など、多くの仲間が集まり彼の残した足跡をたどりながら、思い出を語りあいました。
彼は「ふくちゃん」の愛称で呼ばれ、小樽商科大学の学生時代、私とともに自治会選挙をたたかった仲間でもありました。
昨日、財務金融委員会で質問したこと
昨日、財務金融委員会で私が財務大臣に質問した内容は、景気動向をどう見るか、そのなかで定率減税の縮減がどのような影響を与えるかという点でした。
まず確認したのは、この間「雇用者報酬」が大きく減っていることです。1997年から2004年までの間に、17兆円も減少しています。
また、税・社会保障などの負担を差し引いた可処分所得は、月に5万2070円、年に62万5000円も減少していることです。
このような状況下で、増税がもたらす衝撃ははかり知れません。
担税力(税負担応力)が高まっているのは大企業ですから、どこに税負担をもとめるかは、おのずとあきらかでしょう。
こんどのようなサラリーマン直撃の所得税大増税計画は、撤回すべきです。