奮戦記
【05.01.25】穀田さんが日本共産党を代表して質問にたちました
今日は、小泉首相にたいする代表質問の2日目でした。日本共産党からは、穀田恵二国対委員長が質問しました。
まず、焦眉の緊急課題、災害対策について質問しました。
穀田さんは、「中越大震災の被災地では、2メートル、3メートルの積雪によって、地震で損壊したわが家がいつ押しつぶされるかと、言うにいえない不安を抱えながら仮設住宅で暮らしている」と現地の厳しい状況を説明しました。
また、阪神・淡路大震災から10年たちましたが、被災者はいまだ元の生活を取り戻せていません。
家賃負担に耐え切れずに災害復興公営住宅から追い立てられ、災害援護資金の返済のめどが立たずに取り立てを強制され、また中小事業者は、事業再建がままならない中で災害復旧資金の返済猶予が打ち切られようとしています。
穀田さんは、被災者・被災地の実態をかえりみない、機械的な支援打ち切りはただちにやめることを強く要求しました。
また、「住宅再建なくして生活再建なし」という観点から、国の制度として住宅本体への公的支援に踏み出すことが、どうしても必要だともとめました。
鳥取県がはじめた住宅再建支援は多くの自治体に広がり、「世論調査」でも、80%が「国の支援が必要」と答えています。
小泉総理は、昨年8月のわが党の志位委員長の質問にたいして、住宅本体への公的支援の検討を約束しました。
この間の災害の教訓をふまえ、いまこそ住宅本体の再建にたいする公的支援――「個人補償」に踏み込むべきです。